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COVID-19の検査頻度の改定についてNFLが残っているチームに覚書を送付

2022年01月22日(土) 20:33


NFLロゴ【Ric Tapia via AP】

今週末に控えるディビジョナルラウンドに備えて、NFLはポストシーズンで残っている8チームに向けて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査頻度を改定するという声明を出した。

この覚書を入手した『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロによると、今後はワクチン接種の有無にかかわらず、選手たちが検査を毎日受ける必要はなくなるとのことだ。

ペリセロによると、NFL選手会(NFLPA)が承認したこの変更は、過去1カ月間にわたってオミクロン変異株について収集された情報に基づいて決まったものだという。NFLとNFLPAの医療専門家はその期間中に陽性者の減少を確認しており、これは昨年末にターゲット検査の実施と、選手たちがCOVID-19プロトコルから復帰するウインドーを変更したリーグにとって、全体として良い兆候だ。

今後、全選手と階層スタッフは強化版症状スクリーニング、症状に基づいた検査とターゲットサーベイランス検査を受けることになるとペリセロは伝えている。

また、COVID-19に感染して90日間検査を免除されている者については、ワクチンの接種状況に関係なく、何らかの症状があれば検査を受ける必要があるという。そのため、現在は検査で陽性反応が出るケースはゼロに近くなっているものの、具合の悪い選手についてはプレーオフゲームに出られない可能性がある。

状況に詳しい人物からの情報として、プレーオフチームにいるワクチン未接種の選手の中で、これまでCOVID-19に感染したことのない選手はわずか10数人だとペリセロは報告している。

【M】