レイブンズがDCのドン・マーティンデールと離別
2022年01月22日(土) 21:21ボルティモア・レイブンズのヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーは新しい守備コーディネーター(DC)を探している。
チームは現地21日(金)、4シーズンにわたってレイブンズのDCを務めたドン・マーティンデールが、来シーズンはいなくなることを発表した。
「何度か生産的な会話をした後、ドンと私はお互いに別々の道を進むことで同意した」とハーボーは声明で述べた。「守備面でわれわれは成功を収めてきており、私は自分たちの達成したもの、彼のしてくれた仕事をとても誇りに思っている。ドンは2012年からわれわれの守備の成功に大きく貢献してくれた。彼が4年前に守備コーディネーターとなってからはなおさらだ。彼は素晴らしい仕事をしてくれた。ここからは、別の機会を追求する時間だ」
「そういう瞬間は時として訪れるものであり、今が正しい時だ。私は個人的にわれわれの友情と、彼がボルティモアでしてくれた全てに感謝している」
レイブンズはレギュラーシーズンのトータルディフェンスで25位(1試合平均363.4ヤード)となっており、許したパスヤードでは最下位(1試合平均278.9ヤード)だが、マーティンデールのセカンダリーは初めから手錠をかけられたようなものだった。優秀なコーナーバック(CB)マーカス・ピータースはACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂によって開幕前からシーズンが終わってしまった。
シーズン後半になって、もう一人のベストCB、マーロン・ハンフリーも12月に胸筋を痛めて姿を消した。ボルティモアはシーズンの大部分でAFC北地区のトップに立っていたが、終盤に6連敗を喫して転落し、8勝9敗に終わってプレーオフを逃した。
マーティンデールは当初、インサイドラインバッカー(LB)のコーチとして2012年にレイブンズにやってきた。そして2018年の初めに守備コーディネーターに任命された。2010年にはデンバー・ブロンコスのDCを務めており、その前はオークランド・レイダースで6年間LBコーチをしていた。
今週、職を解かれたDCはマーティンデールで2人目だ。シアトル・シーホークスは18日(火)にケン・ノートンJr.を解雇している。
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