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バッカニアーズRBフォーネットがラムズ戦を前にIRから復帰

2022年01月23日(日) 09:22

タンパベイ・バッカニアーズのレナード・フォーネット【AP Photo/Michael Conroy】

“プレーオフ・レニー”が活動を再開する。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、タンパベイ・バッカニアーズは現地23日(日)に控えるディビジョナルラウンドのロサンゼルス・ラムズ戦に出場できるようにランニングバック(RB)レナード・フォーネットを故障者リザーブ(IR)からアクティブ登録したという。チームは後にこの報道を正式に発表した。

また、バッカニアーズはRBリビオン・ベルをウェイバーにかけ、ワイドレシーバー(WR)ジョン・ブラウンとクオーターバック(QB)ライアン・グリフィンを練習生から昇格させている。

フォーネットはハムストリングを痛めてシーズン第16週からIR入りしていたため、バッカニアーズは他のランニングバックに頼ることを余儀なくされていた。フォーネットは第4シードのラムズとの試合に間に合うように復帰する。そのラムズは前戦でアリゾナ・カーディナルスのランをわずか61ヤードに抑えて圧倒的な勝利を収めた。

2020年シーズン序盤で苦戦し、バッカニアーズの取り組みから切り離されたように見えたフォーネットは、プレーオフまでにメンタル面で正常な状態になり、キャリー64回で300ヤード、タッチダウンラン3回、さらにキャッチ18回で148ヤード、タッチダウンキャッチ1回と、印象的なポストシーズンを過ごした。その努力により、“プレイオフ・レニー”というニックネームを得たフォーネットは、フランチャイズ史上2度目のスーパーボウル優勝に貢献すると、“ロンバルディ・レニー”と呼ばれるようになった。

それ以降、バッカニアーズのリードバックとなったフォーネットは今シーズン14試合に出場してキャリー180回で812ヤード、タッチダウンラン8回、キャッチ69回で454ヤード、タッチダウンキャッチ2回をマーク。フォーネットは復帰してバッカニアーズが新たにタイトルを獲得するのに貢献するだろう。

【RA】