シャナハンHCと49ersへの連敗ストップを狙うラムズHCマクベイ
2022年01月28日(金) 11:37サンフランシスコ・49ersはディビジョンライバルのロサンゼルス・ラムズに6連勝を決めている波に乗って、現地30日(日)に実施されるラムズとのNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームに臨む。
ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイがラムズの指揮を執るようになってから、カイル・シャナハンHC率いる49ersとの戦績は3勝7敗となっている。マクベイはワシントン時代に、シャナハンの下で働いていた。
これまでの一方的な展開を踏まえ、マクベイHCは水曜日にシャナハンHCの存在が影響しているのかと尋ねられた。
「ノー」と答えたマクベイHCは次のように続けている。
「私が抱いているのは彼らに対する敬意だ。彼らは素晴らしい仕事をしてきた。そこに目を向ければ、われわれは自分たちに配分された3時間半の中でうまくプレーしなければならない。最後に彼らとプレーしたとき、われわれはゲームを仕上げることができなかった。本当に優れたフットボールチームだ。彼らをとても尊敬している。われわれは競い、自分たちの能力の限界まで準備を整え、前に進めるか見てみることになる。だが、本当に良いチームだ。カイルは卓越したコーチだ。彼らには素晴らしい選手と素晴らしいコーチ、優れたスキームがある。それが、彼らがNFCチャンピオンである理由だ」
マクベイHCを指揮官に置いたラムズはNFC西地区のライバルたちを相手に18勝4敗をマークするも、49ersにはしてやられてきた。2018年シーズン第17週以来、ラムズはシャナハンのチームを倒したことがなく、その試合で49ersの先発クオーターバック(QB)を務めたのはジミー・ガロポロではなくニック・ムレンズだった。
肉弾戦では49ersが上であり、どう猛なフロント4がラムズを地に倒し、打ちのめしてきた。シーズン18週の試合では49ersが17対0の状況から反撃し、オーバータイムで27対24の勝利を決めている。
マクベイHCは一つのチームと今季3度目の対戦を迎えるのは困難であるものの、選手たちがプレーを決められるかにかかっていると話した。
「遂行することが大事だ」と言うマクベイHCはこのようにつけ加えた。
「試合の結果にとって常に有益になる重要な要素は、活力だと思う。うまくタックルし、タックルを打ち破ろうと努力し、序盤のダウンで効率を高め、ブロックと連携を保ち、ターンオーバーを終わらせ、状況に応じたフットボールをする。レッドゾーンもサードダウンも、2ミニッツのことでも、前半終了時や試合終了時や、なんでもそうだ。そういった部分が重要になる。優れた、クリーンでシャープな遂行だ。そして、私も同意する。どちらのチームもお互いをよく知っている。そこには優れたスキームがあり、優れた選手がいる。それが、われわれがこのポジションにいる理由だ。そこへ出て行って、その3時間半で誰が最も優れたプレーをし、自分たちが上にいくチャンスを拓けるかを見てみよう」
公平かどうかは別として、再びラムズが49ersに敗れることがあれば、シャナハンHCがマクベイHCの指揮を見抜いているかとの質問は続くだろう。
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