ニュース

ショーン・ペイトンの退任後も全面的な変更をするわけではないとセインツGMルーミス

2022年01月29日(土) 21:45


ニューオーリンズ・セインツ【NFL】

ショーン・ペイトンが15シーズンにわたって務めたヘッドコーチ(HC)を退任したことを受けて、ニューオーリンズ・セインツのジェネラルマネジャー(GM)ミッキー・ルーミスは次の偉大な指導者を見つける任務を負っている。

ルーミスGMはヘッドコーチに空きがある他のクラブと比べてヘッドコーチ探しが遅れていることを心配していないと語った。

現地28日(金)には「もちろん、できるだけ早くプロセスを進めたいが、早いよりも適切にやる方が重要だ。われわれはそれに真摯に向き合っていく」と話している。

ルーミスGMは、5年連続でプレーオフ進出を逃して過去13年間でポストシーズン進出が1回だけという状況でペイトンを雇った2006年よりも、クラブは良い状態にあると述べた。

また、「われわれは全面的に文化やロースターを変えるといったものだとは考えていない。われわれはここで良いものを多く手に入れた。改善や再構築ができないわけではないが、ショーンが記者会見で言ったように、彼はここに来たときよりもはるかに良い状態に変わったフランチャイズを離れた」と強調している。

次期ヘッドコーチはクオーターバックがはっきりと定まっておらず、サラリーキャップの危機から脱していないクラブを監督することになる。それでも、堅固な守備陣やスターランニングバック(RB)アルビン・カマーラなど、セインツの競争力を維持するために重要なピースは残ったままだ。

明らかに後任候補と見られているのは、オークランド・レイダース(現ラスベガス・レイダース)で2シーズンの間、ヘッドコーチとして過ごした後に過去7シーズンにわたってセインツの守備コーディネーター(DC)を務めてきたデニス・アレンだ。

ルーミスGMはアレンDCについて「彼は有能で、経験もあり、ここの文化も理解している。彼については多くを知っている。優秀な候補者だ」と話している。

アレンDCがヘッドコーチの座に就くのは決して確実ではない。セインツはデトロイト・ライオンズのアーロン・グレンDC(以前はペイトンのスタッフで働いていた)とタンパベイ・バッカニアーズの攻撃コーディネーター(OC)バイロン・レフトウィッチとの面談も要請している。

【RA】