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パンサーズがクリスティ・コールマンを球団社長に任命

2022年02月02日(水) 14:07


カロライナ・パンサーズ【NFL】

カロライナ・パンサーズがクリスティ・コールマンをチームの新社長に指名した。リーダーシップ改革の一環として、ニック・ケリーが『Tepper Sports and Entertainment(テッパー・スポーツ・アンド・エンターテイメント)』のCEOに任命されている。

チームによればコールマンは別の機会を追求するために退いたトム・グリックの後任を務めるという。グリックは今年からメジャーリーグサッカーに参戦するシャーロットFCの立ち上げのため、2018年にパンサーズに加わった。シャーロットFCのオーナーはパンサーズオーナーのデビット・テッパーだ。

コールマンは2018年に元オーナーであるジェリー・リチャードソンが日常業務から退いたのを受けてティナ・ベッカーがCOOに就任して以来の、パンサーズで最も高位の女性役員となる。テッパーがリチャードソンからチームを買収したのに伴い、ベッカーの在任期間は1年に満たなかった。

コールマンは過去8年にわたってパンサーズに所属しており、財務主任から2019年に最高財務責任者に就任していた。

スポーツやエンターテイメント業界で15年の経験を持つケリーはこれまで、シャーロットFCのチーム社長を務めていた。以前は『Anheuser-Busch InBev(アンハイザー・ブッシュ・インベブ)』で国内スポーツマーケティング責任者からパートナーシップ、文化およびコミュニティ部門副社長を歴任している。

ジョー・ラブーがケリーの後任としてシャーロットFC社長に就任する。

さらに、パンサーズおよびシャーロットFCオーナーの妻であるニコール・テッパーが『テッパー・スポーツ・アンド・エンターテイメント』の最高総務責任者に指名された。

チームによれば、ニコールはカロライナのコミュニティにおいて組織の人々、パートナーを尊重し、組織にさらに浸透する文化を育成することに集中するという。ニコールはカロライナにおいて、パンサーズや『David and Nicole Tepper Charitable Foundation(デビッド・アンド・ニコール慈善基金)』を代表して数々の慈善活動に携わってきた。

デビッド・テッパーは現地1日(火)に発行した声明で次のように述べている。

「ニック、クリスティ、ジョー、ニコールは才能と情熱のある役員であり、これからもわれわれの組織を強化し、ファンのために勝てるチームを彼らと共に築いていくことを楽しみにしている。この組織に対する数多くの貢献についてトムに感謝し、彼と彼のご家族のご多幸をお祈り申し上げる」


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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