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幼少期はQBになりたくなかったベンガルズQBバロウ、「うまくいってよかった」

2022年02月04日(金) 11:15


シンシナティ・ベンガルズのジョー・バロウ【AP Photo/Charlie Riedel】

シンシナティ・ベンガルズのファンはジョー・バロウをクオーターバック(QB)のポジションに導いてくれた彼の少年フットボール時代のコーチに感謝していることだろう。

バロウは現地3日(木)に幼少期はクオーターバックになりたくなかったと明かし、次のように語った。

「ランニングバックかレシーバーになりたかった。なんでか分からないけど。たぶん、少年フットボールではあまりボールを投げないと思っていたから、ボールをこの手に持ちたかったんだと思う。もちろん、その道でうまくいってよかった。これが自分のキャリアで、NFLのワイドレシーバーになれたかどうか分からないし、それは夢物語かもしれないけど、クオーターバックとしてはかなり上手くプレーできる」

確かに、かなり上手い。

バロウはこれまでに4つ星の新人として高校を卒業し、ルイジアナ州立大学を全米チャンピオンに導き、そして今、スーパーボウルへの道のりで記録を打ち立てている。

2019年のレギュラーシーズンで2勝しか挙げられなかったベンガルズがスーパーボウルの優勝候補になったのは、バロウの存在が主な理由だ。

バロウは「クオーターバックをプレーする上で気に入っているところは、NFLにはどのポジションにも素晴らしい選手がいるけど、試合に本当に劇的な影響を与えるのはほんの数人だけで、クオーターバックはフィールド上でプレーごとに試合を左右できるポジションの1つだと思うし、毎プレーで自分の手にボールがあって、自分次第で勝ったり負けたりするところが好きだ」と話している。

ロサンゼルス・ラムズとの第56回スーパーボウルを前にして、バロウはシーズン第13週に患った小指のケガをまだ治療中だと明かした。つまり、バロウはそのケガを抱えながらプレーしている。バロウはスーパーボウル後に休養をとるまで「付き合っていく」ものだと強調した。

バロウは「もう、フットボールを投げるのには苦にならない。でも、やっぱり日常の中では気づくことがある」とコメントしている。

【RA】