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第56回SBでは「もちろん」ベンガルズWRチェイスとマッチアップしたいとラムズCBラムジー

2022年02月09日(水) 12:06


ロサンゼルス・ラムズのジャレン・ラムジー【AP Photo/Kyusung Gong】

ロサンゼルス・ラムズが第56回スーパーボウルでシンシナティ・ベンガルズと対戦するに至るまでの間、コーナーバック(CB)のジャレン・ラムジーは今シーズン、一人のレシーバーをマークし続けることはほとんどなかった。だが、もしラムジーが現地13日(日)に思い通りに動くことができれば、ベンガルズのスタールーキーであるワイドレシーバー(WR)のジャマール・チェイスと頻繁にマッチアップすることになるだろう。

チェイスとのマッチアップを希望しているかと月曜日に聞かれたラムジーは、「もちろん」と答えながらも、コーチ陣のどんな要求にも応じる準備はできていると述べた。

ラムジーは「俺はなんだってやるぜ」と『ESPN』に話している。「もちろん俺はそれを求めている。それが俺の望みだ。相手チームの主力が誰であろうと、俺にマークさせてくれ。俺はチームの勝利に貢献したい。それがすべてだ」

「チームが勝つためには何か違うことをしなければならない、ということも出てくるだろう。だから、試合がどんな流れになっても俺たちはそれに対応して、そこから勝つために必要なことをやる。それでもそのマッチアップを見る機会はあるだろう。俺もそのつもりで準備する」

『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によれば、ラムジーが特定の選手にマッチアップした時間が最も長かったのは、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)のディビジョナルラウンドで、タンパベイ・バッカニアーズのWRマイク・エヴァンスの52本のランのうち69%をラムジーがカバーしていた時だという。ワイルドカードラウンドとNFCチャンピオンシップゲームのいずれにおいても、ラムジーがプレーしたスナップの35%以上をかけて特定のレシーバーを守ることはなかった。

今シーズンの大半において、ラムズの守備コーディネーター(DC)であるラヒーム・モリスはラムジーに一人のレシーバーを追いかけることをあまり要求せず、彼はスキームの中でコーナーとしての役割を果たしてきた。

第56回スーパーボウルに向けての問題は、チェイスが勢い良くスタートを切った場合にこの状況が変わるかどうかだろう。ベンガルズにはチェイス、ティー・ヒギンズ、タイラー・ボイドという攻撃力のあるWRトリオを擁している。モリスはトップコーナーのラムジーを一人のワイドアウトにマッチアップさせず、状況に応じてプレーさせることにするかもしれない。

モリスはこう話している。「ジャレンは誰よりも優れた選手だから、このゲーム史上どんな選手であってもマッチアップさせられる。私はジャレンのことをそう思っている。だから相手がジャマール・チェイスかどうかは関係ない。ティー・ヒギンズにもタイラー・ボイドにも同じことが言える。彼らも同じように思っているだろう。偶然にもわれわれがその日の条件を決めることになるだけだ。この数週間の練習の中で決めていき、試合が始まった時には強い方が勝つ」

ラムジーがどのように起用されようと、誰をカバーしようと、決して楽な勝負はさせてもらえないことくらいベンガルズも分かっているはずだ。

ボイドは「彼は間違いなくNFL屈指のコーナーバックだと思う」と話している。「彼は素晴らしい選手だ。自分の役割を理解し、フットボールのプレーを熟知した上でいい仕事をする。だからこそ、スクリメージラインの反対側に彼がいた場合、誰であってもベストを尽くしてマッチアップに勝つ方法を考えなければならない」

【R】