ベンガルズQBバロウとプレーするのは面白そうだとTEグロンコウスキー
2022年02月09日(水) 23:39引退生活から復帰してタンパベイ・バッカニアーズでトム・ブレイディと2シーズンを過ごし、キャリアの終盤に差し掛かっているロブ・グロンコウスキーは、すでにクオーターバック(QB)の好みにはうるさいところを見せている。だが、ブレイディが引退を表明した今、フリーエージェントとなった社交的なタイトエンド(TE)は、次にコンビを組む相手としてシンシナティ・ベンガルズのジョー・バロウなどがいいかもしれないとほのめかしている。
「あの若いクオーターバックはいい感じだ。スーパーボウルに出るヤツだ。ジョー・バロウのことだよ」とグロンコウスキーが現地15日(火)、NFTの『Autograph(オートグラフ)』に語ったと『Cincinnati Enquirer(シンシナティ・エンクワイヤラー)』が伝えている。「大学時代の彼を見たことがある。フットボールフィールドの上で存在感を示すやり方が好きだ。ポケットでは至って冷静で、そこから自在にボールを投げるんだ。それと、彼のスワッグも最高だぜ」
グロンコウスキーはもちろん、次のQBをえり好みするより先に、もう一度NFLに戻るかどうかを決断しなければならない。ディビジョナルラウンドでバッカニアーズがロサンゼルス・ラムズに敗れた直後、32歳のベテランはどちらかというと気持ちは引退に傾いていると発言したが、考えを完全にまとめるには時間が必要だと言っていた。それから3週間弱、ブレイディと再びタッグを組む可能性は消え、次に彼の目を引いたのはバロウだったようだ。
それが現実にならないとも限らない。
プロ2年目のシーズンで、ACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂から戻ってきたバロウはポストシーズンを含め、ここまで19回の先発で5,453パッシングヤードを投げ、ベンガルズを初のスーパーボウルタイトルまであと1勝へと導いている。一方のグロンコウスキーは今シーズンもまだまだ若いところを見せつけた。レギュラーシーズンで802ヤードというのは、オールプロに選ばれた2017年以来最高の数値だ。
相性も悪くはないだろう。ベンガルズのトップタイトエンド、C.J.ウゾマーはキャリアベストの成績を残してこのオフシーズンにフリーエージェントになる。ウゾマーが他へ行くことになれば、グロンクはそのポジションにピタリとはまることができる。彼は自分好みのクオーターバックが誰かを明確にした。
「俺がクオーターバックを選ばなきゃならないとしたら、あの若者、ジョー・バロウだね」とグロンコウスキーは付け加えた。「今、ゲームで無敵なのは彼だよ」
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