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カーディナルスQBマレーが個人アカウントからチーム関連の写真を削除、「うまくいってほしい」とフィッツジェラルド

2022年02月09日(水) 15:59

アリゾナ・カーディナルスのカイラー・マレー【AP Photo/Jae C. Hong】

ワイドレシーバー(WR)ラリー・フィッツジェラルドは引退したわけではないし、最近になってクオーターバック(QB)カイラー・マレーと話したわけではない。それでも、マレーがソーシャルメディア上でチームに関連する写真を一掃したのを受け、フィッツジェラルドはマレーとアリゾナ・カーディナルスの間がうまくいくことを願っている。

多くの人々と同様に、フィッツジェラルドはマレーが自分のアカウントからチームに関連するものをすべて消した理由について、何も知らない。

『12 Sports(12スポーツ)』のキャメロン・コックスによれば、フィッツジェラルドは「カイラーとはしばらく話していない。でも、彼はプロボウルでいい感じに見えた」と話したという。

「タッチダウンパスを投げて、素晴らしい時を過ごしているように見えたし、俺はそれぞれの希望通りに、うまくいくことを願っている。俺にとって大事なのは本当にそれだけだ。俺はカイラーが大好きだし、カーディナルが大好きだ。皆にとってのベストを願っている」

現地6日(日)にラスべガスのアレジアント・スタジアムで実施され、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)が敗れたプロボウルで、マレーは160ヤードを投げ、タッチダウンパス3回、インターセプト1回をマークした。マレーが『Instagram(インスタグラム)』のアカウントからプロボウルの写真とオクラホマ大学時代の写真を残して、すべてを消去してしまったのはその後のことだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは火曜日に「これが何を意味するか、まったく分かっていない」とし、次のように続けている。

「彼はすべてから距離を置いたような形で、基本的に彼のインスタグラムには2枚の写真しかない。彼の望むようなシーズンの終わり方ではなかった。このオフシーズンに彼が契約延長に取り組むことは分かっている。アリゾナのすべての人々が、とても有望だったシーズンがどうなってしまったかに不満を持っている。なぜ彼がすべてを消去したかについては、彼の代理人であるエリク・バークハードに連絡を取ったものの、彼はコメントしなかった」

マレーはルーキー契約をあと1シーズン残しているものの、カーディナルスは5年目オプションを行使すると見られている。

11度のプロボウラーであるフィッツジェラルドは2021年にプレーしておらず、2020年以来マレーからのパスを受けていない。とは言え、正式に引退を表明したわけでもない。

「俺は38歳。引退はまだまださ。ずっと先だ」とフィッツジェラルドは火曜日に語っている。

今のところ、フィッツジェラルドが正式に引退していないのはなぜなのか、そして、マレーに何が起こっているのか、いずれも謎のままだ。

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