TEウゾマーのステータスに希望を持つベンガルズHCテイラー
2022年02月10日(木) 11:47タイトエンド(TE)C.J.ウゾマーは人生で最もビッグな試合を逃すことはないと宣言することでスーパーボウルウイークをスタートした。ウゾマーのコーチもそれに同意しているようだ。
ウゾマーは現地9日(水)のセッションに参加していなかったものの、シンシナティ・ベンガルズのヘッドコーチ(HC)であるザック・テイラーはウゾマーが第56回スーパーボウルでプレーする可能性はあると楽観視している。
ウゾマーはベンガルズがカンザスシティ・チーフスを下したAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ戦で膝を負傷し、カートで現場を後にしていた。フィールドを去る際に感情的になっていた様子のウゾマーだが、その後チームがSoFiスタジアムでのロサンゼルス・ラムズとの対決に備える中、前向きな姿勢を貫いてきた。
チームメイトの一部のパスキャッチャー(ジャマール・チェイス、ティー・ヒギンズ、タイラー・ボイド)ほどその名を知られてはいないものの、ウゾマーはベンガルズ攻撃陣で重要な役割を果たしてきた。2021年にキャッチやレシービングヤード、タッチダウンでキャリアハイを更新しているウゾマーは、16試合で500ヤードに迫り、タッチダウン5回をマークしている。
ウゾマーはクオーターバック(QB)ジョー・バロウの信頼できるターゲットであることを証明し、ビッグプレーを決めることも可能な安全弁として活躍してきた。シーズン第4週に決めた2回のタッチダウンはベンガルズがジャクソンビル・ジャガーズを退ける力となり、3週間後にはさらに2回のタッチダウンでボルティモア・レイブンズ戦での勝利を呼び寄せている。
ポストシーズンにはベンガルズのパス攻撃で再び重要な役割を果たし、レイダースとのワイルドカード戦ではキャッチ6回、64ヤードをマーク。1週間後のディビジョナルラウンドではバロウがテネシー・タイタンズの守備陣からプレッシャーを受け続ける中、キャッチ7回、71ヤードで勝利に貢献している。
ウゾマーがいるとき、ベンガルズ攻撃陣の力は増す。彼らは過去30年で最も重要な試合をプレーするにあたり、ウゾマーが出場できることを望んでいるはずだ。
ラムズ側の負傷者に関してショーン・マクベイHCが水曜日に明かしたところによれば、水曜日のウオークスルーに参加していなかったのはTEタイラー・ヒグビー(膝)、オフェンシブラインマン(OL)ジョゼフ・ノートボーン(胸筋)のみだという。さらにマクベイHCはサウザンドオークスの風の状況から、木曜日の練習場所をサウザンドオークスのカリフォルニアルーセラン大学からパサデナのローズ・ボウルに移すと述べている。
水曜日の故障報告ではウゾマーが不参加、ガード(G)ジャクソン・カーマン(背部)は制限付きとされている。ラムズのランニングバック(RB)キャム・エイカース(肩)とワイドレシーバー(WR)ヴァン・ジェファーソン(膝)も制限付き。ヒグビーとノートボーンは前述の通り不参加だった。
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