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スーパーボウルを前にラムズがTEヒグビーをIRに登録もRBヘンダーソンをアクティブ登録

2022年02月12日(土) 10:52


ロサンゼルス・ラムズのダレル・ヘンダーソン【AP Photo/Eric Smith】

ロサンゼルス・ラムズは負傷していた数人の主力選手をスーパーボウルが開催される現地13日(日)までに復帰させるが、先発タイトエンドは欠場を余儀なくされている。

金曜日に、タイトエンド(TE)タイラー・ヒグビーとオフェンシブタックル(OT)ジョゼフ・ノートボーンが故障者リザーブ(IR)に置かれた一方で、ランニングバック(RB)ダレル・ヘンダーソンとディフェンシブタックル(DT)セバスティアン・ジョゼフはIRからアクティブ登録された。

ラムズのヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイはジョゼフとヘンダーソンについて「彼らは準備万端だろう」と述べている。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームのサンフランシスコ・49ers戦で膝を負傷したヒグビーは、ケガが原因で今週はずっと練習ができなかった。プレーオフで攻撃スナップの大半を占めていたヒグビーは、3試合でレシーブ9回、115ヤードを記録。レギュラーシーズンでは15試合に出場してレシーブ61回、560ヤード、タッチダウン5回をマークしてラムズの全タイトエンドをリードしていた。

ヘンダーソンの復帰により、ラムズのバックフィールドは今シーズン初めて全員揃うことになる。ヘンダーソンはシーズン第16週に行われたミネソタ・バイキングス戦でMCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)を負傷してIRに入り、プレーオフには一度も出場していない。今季は688ランヤード、タッチダウンラン5回を記録したほか、レシーブ29回で176ヤード、タッチダウンレシーブ3回を達成してラムズのバックフィールドをけん引してきた。ヘンダーソンはRBキャム・エイカーズ、RBソニー・ミシェルと共に3方面からのラン攻撃を展開できるだろう。

ジョゼフはディフェンシブエンド(DE)アーロン・ドナルドと共に、ディフェンシブラインの内部に勢いをつけるはずだ。シーズン第7週に負傷した胸筋の手術を受けたジョゼフは、最も重要な試合に間に合うように回復を果たした。ケガする前はタックル38回、サック3回を決めており、ノーズタックル(NT)グレッグ・ゲインズとDEアショーン・ロビンソンとのローテーションに期待されている。

ノートボーン(胸部)もヒグビーと同様に、今週の練習には参加しておらず、ケガのせいでプレーオフゲームを2試合連続で欠場することになった。

【RA】