ニュース

スーパーボウルを前にベンガルズDTダニエルズが練習生からアクティブロースターに昇格

2022年02月13日(日) 09:18


シンシナティ・ベンガルズのマイク・ダニエルズ【AP Photo/Nick Cammett】

第56回スーパーボウルを目前に控え、シンシナティ・ベンガルズとロサンゼルス・ラムズは現地12日(土)午後に今シーズン最後となる練習生の昇格を発表した。

ベンガルズはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップのカンザスシティ・チーフス戦で2ポイントコンバージョンとなるパスを受けたベテランワイドレシーバー(WR)トレント・テイラーと、ディフェンシブタックル(DT)マイク・ダニエルズ――2017年にプロボウルに選出され、キャリア通算30回のサックと250回以上のタックルをマークしている――の2名を練習生から昇格させている。

日曜日にプレーするかどうかを問わず、10年のキャリアを持ち、ファンに好かれているダニエルズ――当時ルーキーだったクオーターバック(QB)ジョー・バロウに対する過去の発言がさらに良い印象を与えたようだ――は、ベンガルズ守備陣の中で現役最年長選手となる。

グリーンベイ・パッカーズで活躍していた時代から数年経っており、2021年には役割が減っていたにもかかわらず――2020年に11回先発出場し、今季は2試合だけ出場した――ダニエルズは第56回スーパーボウルでプレーする機会を求めて公然とアピールしていた。今月初めには”Super Bowl Prep(スーパーボウルに向けた準備)”としてワークアウトしている様子を『Twitter(ツイッター)』に投稿して関心を集めている。ダニエルズはこれまでにも同様の映像を投稿しているが、自宅で活発にワークアウトする様子を1日目、2日目、3日目、4日目と日数を増やしながら公開した今回のワークアウトセッションは、ベンガルズファンの間で普段より話題になったようだ。

土曜日のニュースはベンガルズでの静かな2シーズン目を終えたダニエルズと彼のサポーターの両方にとって、喜ばしいものだっただろう。リングと共にロサンゼルスを去れば、完ぺきな仕上げになるはずだ。

日曜日はQBマシュー・スタッフォード率いる爆発的なラムズ攻撃陣を相手に、ダニエルズがスナップに参加する機会を得られるかどうか見ておこう。

【RA】