ラムズWRクーパー・カップが第56回スーパーボウルMVPに選出
2022年02月14日(月) 14:29レシーブ王がスーパーボウルの覇者、そしてMVPに。
ロサンゼルス・ラムズがシンシナティ・ベンガルズに逆転勝利した現地13日(日)に、ラムズのワイドレシーバー(WR)クーパー・カップが第56回スーパーボウル最優秀選手に選ばれた。
カップは直前の自身のタッチダウンがペナルティによって取り消された後、試合時間残り1分25秒に残り1ヤードからのタッチダウンパスをキャッチし、ベンガルズに対し23-20としてリードを奪う。その後、チームメイトのアーロン・ドナルドが第4ダウンでベンガルズQBジョー・バロウにプレッシャーをかけ、1999年シーズン以来のスーパーボウルでの優勝を果たした。
カップのパフォーマンスはそれ自体も素晴らしいものだったが、ラムズが彼のワイドレシーバー(WR)仲間であるオデル・ベッカムを第2クオーターに膝の負傷で失ったことを考えると、さらに重要で驚くべきものだ。ベッカムが不在でラムズの攻撃は後半多くの部分で苦労したが、カップは敵陣深くに進むための鍵となった22ヤードのレシーブを含む4つのパスをキャッチし、ラムズの最後の得点ドライブで重要な役割を果たした。また、このドライブでカップはフォースダウンコンバージョンを成功させる7ヤードのランを決めた。
カップはタッチダウンパスをキャッチした後、ベンガルズのセーフティー(S)ボン・ベルから強力なタックルを受けるが、ラムズのロブ・へブンスタインのホールディングによりペナルティは相殺され、チームはダウンを再現する必要があった。QBスタッフォードはそこから3回のプレーのうち2回で、リーグのレシーバー三冠王(キャッチ成功数、レシーブヤード、タッチダウン数)を獲得したカップをターゲットに。ベンガルズのコーナーバック(CB)イーライ・アップルによるディフェンシブパスインターフェアによるフラッグが飛んでからさらに2プレーで、スタッフォードのパスはついにトップターゲットであるカップに繋がり、カップはアップルとの一対一に勝利してリードを奪うタッチダウンに成功した。
カップはこの試合で8回のキャッチを成功させ、92ヤードを獲得して2つのタッチダウンを決めた。1つ目のタッチダウンはラムズに10点のリードをもたらし、2つ目は世界一の栄冠をもたらしている。
【AK】