ショーン・ペイトンが去ってから最初のシーズンで、ニューオリンズ・セインツのオフェンス陣はある程度の継続性を持つことになる。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地2月16日（水）に伝えた情報によると、攻撃コーディネーター（OC）のピート・カーマイケルが次期ヘッドコーチ（HC）のデニス・アレンのスタッフとしてチームに残るという。ラポポートは、セインツは何人かのOCと面接をしたが、スタッフの継続性を選択したと付け加えた。

カーマイケルはスーパーボウルを制した2009年シーズンからセインツの攻撃コーディネーターを務めているが、ペイトンのもとでは、オフェンスユニットが明らかにヘッドコーチの影響を大きく受けていた。ペイトンが指揮を執っていた頃は時折プレーコールを選択するのみだったが、ようやくオフェンスが完全にカーマイケルのものになる。

ジェイミス・ウィンストン、テイサム・ヒル、トレバー・シーミアン、イアン・ブックという4人の先発クオーターバック（QB）を起用した今シーズン、セインツ攻撃陣は獲得ヤードで28位、得点で19位という成績に終わっている。

【AK】