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WRベッカムやOLBミラーがチームに戻れば自分も戻るとラムズDEドナルド

2022年02月19日(土) 11:06


ロサンゼルス・ラムズのアーロン・ドナルド【AP Photo/Marcio Jose Sanchez】

第56回スーパーボウルが開催される前、ロサンゼルス・ラムズがロンバルディトロフィーを掲げたとして、守備部門年間最優秀選手に3回選ばれた経歴を持つディフェンシブエンド(DE)アーロン・ドナルドが引退するのではないかとのうわさが飛び交っていた。

ラムズがシンシナティ・ベンガルズを23対20で下してSoFiスタジアムに紙吹雪が舞ってから、ドナルドはこのうわさを完全には否定していないものの、ラムズが再び優勝することに焦点を合わせている。

現地16日(水)に行われた優勝パレードで、ドナルドはヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイに「もう一度やるぞ」と駆り立てられた。

ドナルドは表彰台で「俺たちはスーパーチームを作り上げた。スーパーチームを復活させられる。もう一回やらないわけにはいかないだろう? またワールドチャンピオンになる」と語っている。

その後、『TMZ』が車の中にいたドナルドを直撃し、本当に戻ってくるつもりなのかと質問すると、ドナルドは「この瞬間を楽しむつもりだ。みんなが戻ってくれば、俺も戻る。オデル・ベッカム、ボン・ミラー、彼らを戻さないとな。実現させよう」と答えた。

ミラーと、スーパーボウルでACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したベッカムは、ともにシーズンの途中でラムズに入団しており、今後はフリーエージェント(FA)になることが決まっている。サラリーキャップに問題を抱えているラムズが全員をチームに復帰させるよう調整するのは難しいかもしれないが、ジェネラルマネジャー(GM)レス・スニードはより大きなトリックを仕掛けてきた。

これまでのコメントから、ドナルドが頂点に立てば引退するということを考えていたのは明らかだが、スーパーボウル優勝の感動からその考えは薄れたようだ。ドナルドは、もう一度スーパーボウルリングを手に入れるためにラムズが本当に仲間たち全員を復帰させるのかどうかを確かめたいと思っている。

【RA】