チームの意思決定に喜んで貢献するとカウボーイズQBプレスコット
2022年02月19日(土) 12:25ダラス・カウボーイズのクオーターバック(QB)ダック・プレスコットは数年ぶりに自分の契約状況を心配する必要がない状態でオフシーズンを迎えている。新たに1億6,000万ドル(約184億円)の契約を結んだ今、プレスコットはその気力を別の形で使えるようになった。
プレスコットは『USA Today(USAトゥデイ)』のジョリ・エプスタインに対し、カウボーイズ幹部がオフシーズンに質問をしてきたら自分の考えを話すつもりだと明かしている。
プレスコットは契約について「言われるまで考えてもいなかった。でも、そのおかげで新鮮な気持ちで、すべてに確信を持ち、自分がここにいることがはっきりと分かった。間違いない。チームの意思決定に貢献できる」とコメントした。
カウボーイズはワイドレシーバー(WR)のマイケル・ガラップやセドリック・ウィルソン、ノア・ブラウン、マリク・ターナーなど、フリーエージェント(FA)になろうとしている選手を大勢抱えている。
プレスコットのように才能があり、多くの報酬を得ている選手がオフシーズンの決定に関与するのは完全に理にかなっていると言えよう。とはいえ、プレスコットが最終的に選択したり、交渉に参加したりするわけではなく、優秀な選手に議論に参加してもらい、彼らの意見を聞いているチームが健全に運営していく。
他の選手と同様に、プレスコットは決定権――常にオーナーのジェリー・ジョーンズが有している――を求めているわけではないが、ただ自分の意見を聞いてもらいたいと考えている。
プレスコットは「彼らに聞かれるかどうかによる。ドアをノックして“こうしてほしい、ああしてほしい”って言いに行くわけじゃない。でも、ある決定をするとき、自分の意見が尊重されるのは間違いないと思っている。そういうわけで、このチームがより良くなるように、あらゆる方法で貢献するつもりだ」と語った。
【RA】