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負傷でルーキーイヤーを棒に振ったジャガーズRBイーティーエン、回復は「80%から85%くらい」

2022年02月19日(土) 13:49


ジャクソンビル・ジャガーズのトラビス・イーティーエン【AP Photo/Derick Hingle】

2021年シーズンに襲った荒波の中で、ジャクソンビル・ジャガーズは数え切れないほどの困難を抱えていた。

ランニングバック(RB)トラビス・イーティーエンのルーキーシーズンが始まる前に終了してしまったことは不吉な前兆だったと言えよう。

プレシーズンにリスフラン関節を負傷してシーズン終了となり、手術を受けたイーティーエンは初年度に一度も出場できなかった。

現在、クレムソン大学出身のイーティーエンはリハビリに没頭しており、これまでの経過を楽観的に見ている。

『Jagswire(ジャグズワイヤ)』によると、イーティーエンは『The Players Club Podcast(ザ・プレーヤーズ・クラブ・ポッドキャスト)』で「足の調子はだいぶ良くなってきた。本当に久しぶりにジムに戻ったばかりで、この1週間で初めてスクワットをするようになった。それはいいことだし、ここしばらくはランニングもしている。80%から85%くらいにはなった感じ。間違いなく、正しい方向に向かっているし、ご存知の通り、このケガには1日1日慎重に向き合わなくちゃならない。1日たりともサボれない」と語ったという。

イーティーエンはもともと7月に行われるトレーニングキャンプまでに完全復帰する予定であり、ランニングとジムでのトレーニングを再開したというニュースは、順調にその道筋をたどっていることを示している。

ジャガーズが2021年ドラフト全体25位でイーティーエンを指名したのはやや意外だった。ジャガーズはすでにRBジェームズ・ロビンソンを擁しており、他のポジションに多くの欠員が出ていたからだ。それでも、当時のヘッドコーチ(HC)アーバン・マイヤーはイーティーエンをあらゆる場面で起用することを視野に入れていたようだ。

マイヤーの下でプレーしたことがないイーティーエンは、健康を取り戻してダグ・ペダーソンHCの下で新たなオフェンスを学ぼうとしており、すべてが予定通りに進めば、ペダーソンHCはイーティーエンが初めて出場するレギュラーシーズンの試合を指揮するヘッドコーチとなる。

また、アキレス腱を断裂したロビンソンと同じように、イーティーエンは快方に向かっているところだ。

オフシーズンに入り、ジャガーズの新コーチングスタッフはバックフィールドに負傷者を抱えている。しかし、ルーキーシーズンでつまずいたイーティーエンは、待望のデビューを目指して前進し続けている。

【RA】