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7年のキャリアを送ったベンガルズSアレンが引退を発表

2022年02月21日(月) 16:56


シンシナティ・ベンガルズのリカルド・アレン【AP Photo/Jeff Dean】

アトランタ・ファルコンズで6年間、シンシナティ・ベンガルズで1年間を過ごしてきたセーフティ(S)リカルド・アレンがキャリアを終えることになった。

アレンは現地20日(日)に自身の『Instagram(インスタグラム)』のアカウントを通じて引退を発表している。

アレンは投稿の中で次のように語った。「“自分のほとんどを占めているもの”だと思っていること、つまりプロのアスリートであることを諦めるとき、みんなどういう気持ちなんだろうといつも思っていた。でも、実際のところ、いい経験だったと言えるほど、自分は恵まれている。スーパーボウルリングが2つあればもっとよかったのかもしれないけど、誰が文句を言うんだ? 俺じゃないね。親愛なるフットボールキャリア。あなたに感謝している。そして、努力以外の何ものでもないものを、増え続けるレガシーの基盤へと変える機会を与えてもらったことに感謝している。どのように始めるかではなく、どのように終わらせるかが重要であると教えてもらった」

30歳のアレンはキャリアを通して2回のスーパーボウル出場を果たすも、所属していたベンガルズは先日のスーパーボウルでロサンゼルス・ラムズに23対20で敗れている。

アレンはこの試合でスペシャルチームとしてのスナップ9回でしかプレーしていない。

2021年シーズンにベンガルズと1年契約を結ぶ前、アレンは2014年ドラフト5巡目で指名されて入団したファルコンズに6シーズンにわたって在籍していた。

新人時代から先発を務めていたアレンは、2年目のシーズンにキャリアハイとなる90回のタックルとインターセプト2回を記録し、ファルコンズのスーパーボウル出場に貢献している。

アレンは最後にファルコンズでプレーした2020年シーズンに12試合に先発出場していたものの、次のシーズンに入団したベンガルズではジェシー・ベイツとボン・ベルのバックアップとして過ごし、先発出場したのはわずか1試合だけだった。今季は手を痛めて機会を逃し、14試合に出場してタックル15回をマークしている。

キャリアを通して出場した91試合のうち77試合で先発を務め、タックル355回、インターセプト11回、パスディフェンス26回を記録した。

アレンは「ゲームへの真の情熱と、手の届くところにクールな機会があったチームでスパイクを脱げるなんて恵まれている」と書いている。

アレンはその機会をコーチとして得ることも視野に入れているようで「ヘッドセットをつける方にいたら」と投稿の中で示唆しており、「この知識をすべて使って、次世代の選手たちが目標を達成できるよう指導する準備ができていると同時に、最終的には自分たち全員が一緒に目標を達成する」と記した。

【RA】