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ソーシャルメディアに「感謝」のメッセージを投稿したパッカーズQBロジャース、今後については触れず

2022年02月23日(水) 02:16

グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Aaron Gash】

グリーンベイ・パッカーズのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースが現地21日(月)夜、『Instagram(インスタグラム)』に長文のメッセージを投稿し、「毎日、QBルームで時間を共有してきた仲間たち」と「過去と現在のチームメイト」に感謝を伝えた。

2022年シーズンに関する決断をまだ公表していないロジャースは、引退とも記さず、パッカーズ残留やトレードの要求などについては一切触れていない。

ロジャースは投稿の冒頭で「#MondayNightGratitude(月曜夜に伝える感謝)として、素晴らしかった昨年の画像を添えつつ、自分の人生において本当に特別な人たちに感謝の思いを伝えたい」と語り始め、次のように続けている。

「シャイリーン・ウッドリー、出会ってからの数カ月間、あなたのことを追いかけさせてくれたこと、最終的には肩を並べさせてくれ、あなたの人生の一部になることを受け入れてくれてありがとう。いつも応援してくれたこと、自分をはじめ、あなたが出会ったすべての人たちに本当に優しく接してくれたこと、無条件の愛とはどんなものかを教えてくれたことに感謝している。あなたを愛し、感謝しています」

「毎日、QBルームで時間を共有してきた仲間たち、マット、ナサニエル、ルーク、ジョーダン・ラブ、カート・ベンカート、みんなのおかげで自分の毎日が本当に楽しくなったし、いつも、毎週必ず笑いとストレス解消をもたらしてくれて本当にありがとう。みんなが大好きだ」

「フライデークルーのアイーダ・コブ、ランダル・コブ、フランキー、デービッド・バクティアリ、今年、一緒に過ごせたすべての瞬間を大事に思っている。みんなの愛とサポートは本当にすごくて、一人ひとりの友情も大切に思っている」

「過去も現在も含めたチームメイトのみんなへ。みんなは、俺たちが仕事と呼ぶフットボールという美しいケーキの上にあるアイシングだ。俺たちの友情は、このゲームにおける集団の時間を超越している。それぞれがいてくれたおかげで自分の人生ははるかに良いものになったと思っているし、本当に感謝している。みんなが大好きだし、一緒に作った思い出を大切に思う」

「他のみんなへ。周りにいてくれるみんなに愛と感謝の気持ちを伝え、そしてたまには本でも読んで。愛と平和を込めて」

この不可解な投稿はロジャースが2年連続かつキャリア4回目となるAP通信NFL最優秀選手賞(MVP)を受賞してから2週間と経たないうちにもたらされた。MVPに選ばれた当日、『NFL Network(NFLネットワーク)』のテイラー・ビシオッティから2022年シーズンの予定を聞かれたロジャースは「熟考し、その上で早めに決めるつもりだ」と答えていた。

また、ロジャースは1月に自らの今後に関わる「すべてがテーブルの上にある」と発言しており、おそらく、引退、パッカーズに対するトレード要請、契約延長を含め、すべてを意味しているものと考えられる。

ロジャースの投稿は将来に関連する具体的な要素を何も含んでいないものの、憶測を生むには十分だと言えよう。ただ、メッセージにある感謝と愛のメッセージから何が生まれるのか、それが分かるのは数日後、数週間後のことになるかもしれない。

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