2023年、タンパベイに“クリームシクル”のユニフォームが帰ってくる。

タンパベイ・バッカニアーズは現地28日（月）に、2023年シーズンのスローバックゲームでクリームとオレンジのビンテージユニフォームを復活させると発表した。

チームの声明によれば、当初は2022年に過去のユニフォームを復活させる予定だったところ、「グローバル規模での物流の問題によって、予定よりもう一年待たなければならなかった」という。

1976年のチーム創設から1996年まで、バッカニアーズはオレンジとクリームのユニフォームを着用し、同色のアイスクリーム、“クリームシクル”の愛称で親しまれている。ヘルメットには短剣をくわえた荒くれ者の海賊“バッコ・ブルース”のロゴが入っていた。

1997年以降、バッカニアーズはヘルメットを鉛色に、ユニフォームをバッカニアーズレッド、鉛色、オレンジ、黒に変更し、当初のユニフォームを廃止した。だが、2009年から2012年にかけてのスローバックゲームではオリジナルのユニフォームを復活させている。

バッカニアーズがスローバックゲームを廃止したのは、2013年にリーグが1シーズン中に選手のヘルメットを1種類だけ許可するというルールを制定したため、“バッコ・ブルース”がチームの最新ギアとは合わない可能性が高かったからだ。このルールが改正され、リーグが2種類のヘルメットを認めたことにより、バッカニアーズのスローバックゲームが復活することになった。

そして、“クリームシクル”のユニフォームも復活する。

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