ビルズ新スタジアム建設に関する合意は“まもなく”と予測するニューヨーク州知事
2022年03月06日(日) 00:09バッファロー・ビルズの新スタジアム建設に数億ドルの公的資金を投入することで合意がとれつつあり、ニューヨーク州知事のキャシー・ホークルは月末までに合意に至れると確信しているようだ。
現地4日(金)、ホークル州知事は多くの問題が解決されており、現在は彼女が“重要部分”と呼んでいる点に議論が集中していると述べている。ホークル州知事は未解決の課題である、バッファロー地域にフランチャイズが長期的に存在することを保証するためのリース期間について特に言及しており、次のように語った。
「克服すべき課題はあるものの、予算編成の過程で話し合うのには十分間に合うように解決できると強く確信しています。誰もが分かっているように、これは私やこの地域、そして州全体にとって非常に重要な優先事項です」
ホークル州知事は州が建設費用を13億5,400万ドル(約1,554億6,000万円)と見積もっている新施設の納税者負担額について詳細を明らかにしておらず、「私の優先順位はバッファロー・ビルズをここにとどめておくことと、賢明な投資をすることです」とだけ述べた。
オーチャードパークにある現在の球団施設の向かいに6万人を収容できるスタジアムを建設するために、ビルズは資金調達の60%以上を公的資金でまかなうことを求めていると予想されている。
ビルズと州、エリー郡の交渉は昨年夏に始まり、ホークル州知事は4月初旬に決定される州予算にスタジアム建設費を盛り込むための合意を得るため、月末の期限に直面していた。
ホークル州知事はこの期限を守るとした上で、予算が正式に提出されれば、自由に使えるオプションは数多くあると強調している。
「予算の中でリソースを確保できるでしょう。用途の決まっていない予算や経済開発のための予算、社会基盤を整えるための予算もあります。あらゆるソースがあります。私たちはバッファロー・ビルズの本拠地がここニューヨーク西部にあるために何が必要かを見極められるでしょう」
ビルズは1973年にオープンした既存の施設の修繕を求めていたが、コストがかかりすぎると判断された。11月に行われた州の調査では、改修費用は8億6,200万ドル(約989億7,000万円)にのぼるとされている。
承認された場合、2026年シーズンの開幕に間に合うように新施設を建設できるとビルズは推定している。
【RA】