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カーディナルスとTEザック・アーツが3年契約に合意

2022年03月14日(月) 08:57


アリゾナ・カーディナルスのザック・アーツ【AP Photo/Mark J. Terrill】

2021年にアリゾナ・カーディナルスにトレードされたときに最高の居場所を見つけたタイトエンド(TE)ザック・アーツが、砂漠地帯にとどまることになった。

アーツがカーディナルスと3年契約を結ぶと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地13日(日)に伝えている。

9シーズンを送り、プロボウルに3度選ばれ、フィラデルフィア・イーグルスの一員としてスーパーボウルを制覇したアーツは、アリゾナにトレードされてからすぐに成功を収めた。

31歳のアーツはアリゾナで過ごした2021年シーズンにわずか11試合でキャッチ56回、574ヤード、タッチダウン3回を達成。カーディナルスのタイトエンドが500レシービングヤード以上を記録するのは2003年以来であり、キャッチ56回はTEとしてのフランチャイズレコードとなっている。

クオーターバック(QB)カイラー・マレーのチームでの未来や満足度について疑問が持たれる中、この若いQBと急速に親和性を築いたアーツというベテランをとどめたのはチームにとって良い兆候だと言える。

アリゾナ以外の場所では、アーツが契約を結んだことでTEマーケットがさらに縮小している。これまでにデイビッド・ジョク(クリーブランド・ブラウンズ)、ダルトン・シュルツ(ダラス・カウボーイズ)、マイク・ガシキ(マイアミ・ドルフィンズ)にフランチャイズタグがつけられていた。

ロブ・グロンコウスキーが再び現場に戻ってくるとすれば、グレッグ・ローゼンタールが選ぶ2022年のトップ101NFLフリーエージェントではそのグロンコウスキーが最も上位につけているタイトエンドとなる。

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