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【2016年第5週】好調のビルズが敵地で勝利、3連勝

2016年10月10日(月) 11:59

バッファロー・ビルズQBタイロッド・テイラーからボールをパスされるRBレショーン・マッコイ【AP Photo/Kelvin Kuo】

現地9日(日)、第4週にニューイングランド・ペイトリオッツから完封勝利を収めているバッファロー・ビルズが敵地でロサンゼルス・ラムズと対決した。試合はディフェンス陣とランニングバック(RB)レショーン・マッコイが奮闘したビルズが30対19で白星を挙げ、3連勝を飾っている。

ラムズは立ち上がりからRBトッド・ガーリーを中心にオフェンスを組み立て、キッカー(K)のグレッグ・ズアーレインがフィールドゴールを成功させて先制。ビルズも直後のドライブではクオーターバック(QB)タイロッド・テイラーの22ヤードランなどで敵陣に攻め込み、最後はテイラーがワイドレシーバー(WR)ジャスティン・ハンターへの4ヤードパスを決めてタッチダウン。

第1クオーター終了前にガーリーからファンブルを誘ったビルズが勢いそのまま、第2クオーター序盤にRBマイク・ジリスリーが5ヤードランでタッチダウンを決めてリードを伸ばした。対するラムズもディフェンスが奮闘し、攻撃陣に反撃のチャンスを与える。オフェンスもそれに応え、フィールドゴールを成功させた後に、ガーリーの1ヤードランでタッチダウンして試合を振り出しに戻した。第2クオーター残り3秒でフィールドゴールを成功させたビルズが3点リードした状態で前半は終了。

第3クオーター序盤にフィールドゴールを決めて試合を同点にしたラムズ。しかし、その後、QBケイス・キーナムのパスをディフェンシブバック(DB)ニッケル・ロビーがインターセプトし、そのままリターンタッチダウンを決めてビルズが再びリードを奪った。

第4クオーターにはラムズが敵陣まで攻め込むもタッチダウンを決められず。最終的にビルズが試合時間2分を残してタッチダウンを獲得、これが決定点となり試合は終了した。

この日、18キャリー、150ヤードを走ったビルズRBマッコイが勝利の立役者だったと言っていいだろう。QBテイラーもパス23回中12回成功、124ヤード、2タッチダウンをマークして勝利に貢献した。

ラムズのQBキーナムはパス31回中21回成功、271ヤード、0タッチダウン、2インターセプトと、決して満足できる結果ではない。RBガーリーも2度のファンブルを含め、キャリー23回、72ヤード、1タッチダウンだった。