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バッカニアーズが元ファルコンズのWRラッセル・ゲージと契約の見込み

2022年03月16日(水) 11:51


アトランタ・ファルコンズのラッセル・ゲージ【AP Photo/Jacob Kupferman】

タンパベイ・バッカニアーズがトム・ブレイディの3番手となるワイドレシーバー(WR)を見つけた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地3月15日(火)、バッカニアーズが元アトランタ・ファルコンズのレシーバー、ラッセル・ゲージと契約する見込みだと報じた。

ゲージはフランチャイズタグを指定されたクリス・ゴッドウィンとスターであるマイク・エバンスが注目されるバッカニアーズのレシーバー軍団に加入する。昨シーズン、アントニオ・ブラウンが欠場した試合で、バッカニアーズのオフェンスはボールを前へ進めるのに苦労した。ゲージはその問題や、その他のいくつかの点で解決策となる。

フォーメーション全体に並ぶ能力を持つゲージは、バッカニアーズの3番目のレシーバースポットに多才さと一貫性をもたらすだろう。一方で、それは2022年により多くのスナップを期待していた若手のタイラー・ジョンソンとジェイロン・ダーデンにとっては良い兆候ではない。

26歳のゲージは過小評価されているものの、努力を重ねてプレーメーカーとなった選手だ。昨年はファルコンズのレシーバー陣を支え、66回のキャッチ、770ヤードのレシーブヤード、レシービングタッチダウン4回でチームをリードした。ゲージは2シーズン連続で750ヤード以上のレシーブヤードと4つのタッチダウンレシーブを記録している。

2021年のゲージは特に輝きを増し、第13週から第18週の6試合で500レシーブヤードを獲得するというリーグ7位の記録を打ち出した。

第13週のファルコンズ戦で敵であるゲージが11回のキャッチ、130ヤードのレシーブヤードでキャリアハイを記録するのを見たバッカニアーズは、フリーエージェントでゲージを手に入れることを決めた。

ゲージの加入はバッカニアーズのレシーバー陣の強化だけでなく、ファルコンズのレシーバー陣の弱体化も意味する。カルビン・リドリーが賭博によって2022年シーズンに出場停止となり、ゲージがバッカニアーズと契約したことで、ファルコンズのレシーバーのデプスチャート上位は現在、ROFR(優先交渉権)により入札された制限付きフリーエージェントのオラマイド・ザキアスとクリスチャン・ブレイクで埋められている。ファルコンズは今後数週間のうちにレシーバー陣をどうするのかに対処しなければならないだろう。

【AK】