ジャガーズが元ラムズCBダリウス・ウィリアムスと3年35億円で契約合意
2022年03月17日(木) 15:50
切り詰めはジャクソンビル・ジャガーズのジェネラルマネジャー(GM)であるトレント・バールケの2022年の課題ではない。
バールケがまた新たな契約を取りつけてきた。元ロサンゼルス・ラムズのコーナーバック(CB)ダリウス・ウィリアムスがジャガーズとの3年3,000万ドル(約35億6,435万円)の契約に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えている。ウィリアムスのジャガーズとの契約には完全保証された1,800万ドル(約21億3,861万円)が含まれ、トータルとしては最大で3,900万ドル(約46億3,355万円)になるという。
ウィリアムスは2020年に違いを生み出せるコーナーとしてラムズで活躍し、キャリア最高の記録であるインターセプト4回、パスディフェンス14回を16試合(先発10試合)でマークした。ウィリアムスは相手からボールを奪った率(ターゲット50回以上の選手が対象)でNFLのコーナーバックのトップ8に入っており、最も近いディフェンダーだった場合のターゲットの18.7%でボールを奪うプレーを決めている。また、相手のパサーレーティングを62.7%に抑えており、期待値に対する被パス成功率はリーグで5番目に優れた-7.1%だった。インターセプトのおかげで、ウィリアムスはターゲットとなった際の得点期待度変化で-20.8をマークし、安定して相手の得点機会を奪ってきた。
2021年にはそれほどの力を発揮できず、インターセプトは0回、カバレッジで直近のディフェンダーだった場合の相手のパサーレーティングは96.2だった。また、期待値に対する被成功率は+1%となっている。それでも、ボールを奪った率は10%を超えていた。
29歳のウィリアムスは、そろそろ終わりを見据えるときだ。ジャクソンビル出身のウィリアムスは、長くさまざまな出来事があったフットボール人生の最新の停車駅として地元に戻ることを選んでいる。ラポポートによれば他にもっと条件の良いオファーがあったというウィリアムスだが、出した答えはデュバル郡に戻ることだった。2022年に大きく様変わりしようとしているジャクソンビル。ウィリアムスにとって、そこに向かう理由は十分だ。
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