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カウボーイズがWRワシントンと1年契約に合意

2022年03月19日(土) 16:34


ピッツバーグ・スティーラーズのジェームス・ワシントン【AP Photo/Matt Ludtke】

レシーバー陣が手薄になっていたダラス・カウボーイズは、地元出身者の加入で補強を進めている。

カウボーイズがピッツバーグ・スティーラーズに所属していたワイドレシーバー(WR)ジェームズ・ワシントンと1年契約を結ぶと現地18日(金)に発表した。

テキサス州アビリーン生まれのワシントンは、アマリ・クーパーがクリーブランド・ブラウンズにトレードされたことにより、シーディー・ラム、マイケル・ガラップが率いることになるカウボーイズWR陣に加わろうとしている。フリーエージェント(FA)となったWRセドリック・ウィルソンもマイアミ・ドルフィンズに移ったため、ワシントンはクオーターバック(QB)ダック・プレスコットの3番目(タイトエンド/TEダルトン・シュルツを含めると4番目)のターゲットになり、デプスを強化することが期待されている。

2018年ドラフト2巡目指名を受けてスティーラーズに入団したワシントンは、特に2019年に将来性を発揮しており、キャッチ44回で735ヤードをマークした。それ以降は生産性が徐々に落ちており、昨シーズンはキャッチ24回、285ヤードという記録に終わっている。

トレードを要求しているとの報道が流れたように、ワシントンはスティーラーズで過ごした最後のシーズンに少し不満を抱いていたようだ。WRジュジュ・スミス・シュスターが負傷したときは自分の役割を増やすことを目指していたが、実現には至っていない。

ワシントンはピッツバーグからいなくなる。スミス・シュスターもカンザスシティ・チーフスと契約してチームを離れることになった。

25歳のワシントンは“ボーイズ”の空中攻撃を強化しようとしており、3番手のワイドレシーバーになると見込まれている。今後はチームメイトとなるノア・ブラウンやシミ・フェホコ、T.J.バッシャーと競い合っていくだろう。

【RA】