『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートによると、ダラス・カウボーイズがアウトサイドラインバッカー（OLB）ダンテ・ファウラーと契約に合意したという。ファウラーはこれまで所属していたアトランタ・ファルコンズでダン・クインの指導を受けたことがあり、クインは現在、カウボーイズの守備コーディネーター（DC）を務めている。契約期間は1年だとチームが発表した。

ファウラーは2015年ドラフト全体3位指名を受けてから2シーズン以上、ジャクソンビル・ジャガーズに在籍している。その後にロサンゼルス・ラムズに移籍し、2020年にクインがヘッドコーチ（HC）を務めていたファルコンズに入団。2021年はアーサー・スミスHCの下でプレーしていた。

ディフェンシブエンド（DE）ランディ・グレゴリーがデンバー・ブロンコスへ移籍したため、カウボーイズは7シーズンで通算35回のサックを決めたファウラーの成果に期待している。ファウラーが2015年ドラフトでジャガーズから全体3位で指名を受けた一方で、グレゴリーは同じ年のドラフトでカウボーイズから全体60位指名を受けていた。

ファウラーはラムズに在籍していた2019年に自己最高のシーズンを送っており、サック11.5回、タックル58回を記録。どちらもキャリアハイとなっている。昨シーズンはファルコンズで14試合に出場してそのうち6試合で先発を務めており、タックル36回、サック4.5回をマークした。

ファウラーが自分のキャリアとカウボーイズに弾みをつけるべく28歳のシーズンを迎えようとしている中、カウボーイズは彼が2019年当時の実力を発揮することを期待している。

【RA】