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レイダース加入のOLBジョーンズ、QBウィルソンとAFC西地区でも対決へ

2022年03月19日(土) 12:31


アリゾナ・カーディナルスのチャンドラー・ジョーンズ【Ryan Kang via AP】

クオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンは街とカンファレンスを変えたが、当面の間はまたもや1シーズンで2回、アウトサイドラインバッカー(OLB)チャンドラー・ジョーンズと対面しなければならなくなった。

ウィルソンはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区のシアトル・シーホークスからAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区のデンバー・ブロンコスへとトレードされている。アリゾナ・カーディナルスに所属していたジョーンズはウィルソンに続く形でAFC西地区にあるラスベガス・レイダースと新契約を結んだ。

『ESPN』によると、ジョーンズは現地17日(木)に笑みを浮かべながら「彼は俺から離れられると思って(NFC西地区を)出て行ったけど、また一緒にここにいる。だから、ちょっと追いかけてみるのも面白くなりそうだ」と語ったという。

ジョーンズはカーディナルスに6シーズン在籍しており、その間にウィルソンを14.5回サックした。ケガでシーホークスとの試合を2つとも欠場した2020年と、6シーズンの間に両者が出場した試合のうち1試合を除くと、ジョーンズはすべての試合で少なくとも1回はウィルソンをサックしている。『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、2017年以降にジョーンズがウィルソンをサックした回数は12回であり、この間に同じQB相手に決めたサック数としてはNFLで2番目に多いという。ニューオーリンズ・セインツのディフェンシブエンド(DE)キャメロン・ジョーダンがアトランタ・ファルコンズのQBマット・ライアン相手に決めた15回が最多記録となっている。

ジョーンズはウィルソンと友人だと強調していたが、2人がAFC西地区に加わったことは、そこが2022年シーズンに最も激しい戦いが繰り広げられる地区になることを強調していると言えよう。

【RA】