ベンガルズが元カウボーイズOTラエル・コリンズと3年契約
2022年03月21日(月) 12:17ダラス・カウボーイズを離れたオフェンシブタックル(OT)ラエル・コリンズは、再建中のオフェンシブラインをさらに補強するメンバーとしてシンシナティ・ベンガルズに加わる。
ベンガルズがコリンズとの契約をまとめたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロとイアン・ラポポートが現地20日(日)に伝えた。チームはその後、3年契約だと正式に発表している。
フランチャイズクオーターバック(QB)ジョー・バロウの前を固めるオフェンシブラインを改善することが今オフシーズンにおける明確な課題となっていたベンガルズは、コリンズがフリーエージェント(FA)になった途端に飛びついた。
放出から数時間後、コリンズはベンガルズを訪問すると報じられており、実際に滞在している。コリンズは日曜日に別のところを訪れるために街を離れる予定だったが、両者はその出発前に取引を成立させたとガラフォロは指摘した。
フリーエージェントになっていたガード(G)のアレックス・カッパとテッド・カラスをそれぞれタンパベイ・バッカニアーズとニューイングランド・ペイトリオッツから加えたベンガルズは、オフェンシブラインの外側をアップグレードしている。コリンズはOTジョナ・ウィリアムスと共にタックルスポットの1つを担当することになりそうだ。
カウボーイズは木曜日にコスト削減のためにコリンズを放出して7年間チームに在籍した選手と決別している。
ランゲームにおいて素晴らしい能力を発揮しつつ、パスプロテクションでも堅実なタックルとして活躍してきたコリンズだが、出場可能な状態を保つことに苦戦してきた。2020年は股関節の手術を受けて全試合を欠場し、2021年は5試合の出場停止処分を受けている。
2021年に『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によるグレードで82.0を獲得したコリンズが出場可能かつ健康な状態になっていれば、昨年のAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)王者にとって非常に重要な存在であることを証明できるかもしれない。
「新しいボディーガードが街にいる!」
A new bodyguard is in town! pic.twitter.com/OngcQjIFb5
— Cincinnati Bengals (@Bengals) March 20, 2022
【RA】