ファルコンズがQBマーカス・マリオタとの2年契約の条件に合意
2022年03月22日(火) 08:33マット・ライアンに代わるニューフェイスがアトランタにやってきた。
アトランタ・ファルコンズがクオーターバック(QB)マーカス・マリオタとの2年契約の条件に合意したことを現地21日(月)に発表している。
マリオタはテネシー・タイタンズでのラストシーズンにあたる2019年に攻撃コーディネーター(OC)だった現ファルコンズヘッドコーチ(HC)アーサー・スミスと合流する。マリオタとの契約は、4月に行われるドラフトの3巡目指名権と引き換えにライアンをインディアナポリス・コルツにトレードに出すという決断のすぐ後にまとまった。
ファルコンズという行き先はマリオタにとって、スミスとの仲やアトランタが提示する機会という両方の意味で合っている。
2019年にライアン・タネヒルの控えになって以来、バックアップの役割に甘んじてきたマリオタは、ラスベガス・レイダースではデレック・カーに次ぐ位置づけながらも、たびたび出場して自身の機動性を生かしてきた。最後に大きな役割を果たしたのは2020年シーズンで、負傷したカーの代役として登場した際にパス28回中17回成功、226ヤード、タッチダウン1回、インターセプト1回を記録。先発を担うだけの力はあると見られながらも、ラスベガスでもう1年過ごした後にオープンマーケットに出ている。
そのマリオタは今、スミスHCが攻撃面で掲げる目標を理解しているというアドバンテージと共に、先発としての起用が予定された選手としてアトランタへ向かう。マリオタにとってはどこよりも良い場所でのスタートであり、キャリアの新たな一章でこのチャンスを最大限に生かすことを願っているだろう。
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