2021年シーズンは残念な形で終わったタイトエンド（TE）ロバート・トニアンだが、2022年にはその復帰を歓迎されるはずだ。

パスのトップターゲットたちをトレードに出したグリーンベイ・パッカーズがトニアンと再契約したことを現地21日（月）に発表した。

パッカーズのジェネラルマネジャーであるブライアン・グーテクンストはチームの声明の中で「ロバートをグリーンベイに戻すことで合意できてわれわれは興奮している」と述べている。

「そのアプローチや献身を通して、彼はわれわれのオフェンスにおける重要な存在に成長した。彼の人柄やどれだけ懸命に仕事をするかといった部分を踏まえ、われわれは彼がケガからより強くなって戻ってくると自信を持っている」

2020年にブレイクしたトニアンはこの年に568レシービングヤードとタッチダウン11回を記録。2021年シーズンはアリゾナ・カーディナルス戦でACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）を断裂して終わってしまった。8試合に出場した2021年の成績は204レシービングヤードとタッチダウン2回となっている。

トニアンはデイバント・アダムスをラスベガス・レイダースに送り出してターゲットを必死に求めていたパッカーズに復帰する。チームはエクアニメウス・セント・ブラウンも失い、マルケス・バルデス・スカントリングはフリーエージェントのままだ。こういった状況において、トニアンを戻したのはパッカーズとクオーターバック（QB）アーロン・ロジャースにとって一つの恩恵になる。

トニアンがグリーンベイに戻る今、ケガから調子を立て直すことができるかが次の疑問になるだろう。

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