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スティーラーズ時代は「自分らしさを十分に出せなかった」とカウボーイズWRワシントン

2022年03月26日(土) 09:50

ピッツバーグ・スティーラーズのジェームス・ワシントン【AP Photo/Matt Ludtke】

ピッツバーグ・スティーラーズで過ごした4シーズンの間にワイドレシーバー(WR)ジェームズ・ワシントンが群を抜く存在になることは一度もなかった。試合中に実力を発揮する場面はあっても、一貫性を保てなかったのだ。

ダラス・カウボーイズと1年契約を結んだワシントンは、スティーラーズ時代よりも活躍できる存在になれることを証明しようとしている。

『USA Today(USAトゥデイ)』のジョリ・エプスタインによると、ワシントンは現地24日(木)に次のように語ったという。「ピッツバーグではいろんなことがあって、自分らしさを十分に出せなかった気がする。レシーバーのルームは混雑していた。でも、他の人がどうとか、そういうことではなくて、自分自身がやり切ったと言えない感じがするんだ。自分を十分に成長させて、望んでいたような進歩を遂げられなかった」

「ダラスでのこのチャンスをフルで生かすつもりだ。110%の力を出して自分の可能性を最大限に発揮できるように、自分ができることをする」

スティーラーズでの4年間で、ワシントンはキャッチ114回、1,629ヤード、タッチダウン11回を記録した。この大部分は2019年シーズンに記録したものであり、このシーズンだけでキャッチ44回、735ヤード、タッチダウン3回、キャッチ平均16.7ヤードをマークしている。他のシーズンではいずれもレシーブヤードが400を下回っていた。

2021年シーズンにローテーションから抜け出せずにいたワシントンがスナップの50%以上に参加したのはわずか5試合だけであり、ポストシーズンを含む最後の7試合ではいずれも45%以下にとどまっている。

チャンスさえあればプレーメイキング能力を発揮する、スピードに長けた25歳のワシントンは、自分にまだ伸びしろがあると信じているようで、こうコメントした。

「カレッジ時代の自分が、自分のあるべき姿だと思っているから、カレッジ時代の自分になれるように成長したい。フィジカルで、ランゲームで一役買うようなダウンフィールドの脅威になりたい。何でもやりたいんだ」

WRアマリ・クーパーがクリーブランド・ブラウンズにトレードされ、WRセドリック・ウィルソンがマイアミ・ドルフィンズと契約したため、カウボーイズにはWRシーディー・ラムやWRマイケル・ガラップと共に、ワシントンがすべてのダウンで活躍できるプレーヤーとして輝ける場所がある。実力を証明するための1年契約で、ワシントンには補助的な役割を超える力を発揮できることを証明する機会があるはずだ。

【RA】