ドルフィンズの新チームメイト、ワドルとスピード勝負をしてもいいとWRヒル
2022年03月25日(金) 23:59タイリーク・ヒルは、2年目のワイドレシーバー(WR)ジェイレン・ワドルというスピードスターをすでに擁するマイアミ・ドルフィンズのオフェンスに加わろうとしている。
フィールドで陸上大会が勃発する前に速さの優位性を立証するため、ヒルは新チームメイトに勝負を挑むかもしれない。
「彼とは話すつもりだし、いろいろと語り合いたいと思ってる。何なら一緒にワークアウトをするのもいいし、レースだってあり得るかもしれないな」とヒルは現地24日(木)、楽しそうに話した。「だって、どこへ行こうと、“チーター”は自分がチームで最速なんだってことを何が何でも証明しなきゃならないだろ。俺は本気だぜ」
ヒルは直線スピードとプレースピードの両方においてNFL最速に数えられる1人だ。だが、ワドルも独自の速さでは負けていない。2021年中に最速プレーを記録したのは彼の方だ。ワドルはシーズン第12週のカロライナ・パンサーズ戦のキャッチで、時速21.8マイル(35.1km)のトップスピードを記録したと『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』ははじき出している。昨シーズンのヒルのトップスピードは時速21.42マイル(34.47km)だった。一方で、時速20マイルに到達したプレーがヒルは12回だったのに対し、ワドルは3回止まりだった。
誰が最速かに関係なく、2人が守備陣に懸念を引き起こすのは確かだ。どちらもショートパスを爆発的なゲインに変えられる。
「彼は俺と同じように、熱いコンペティターだ」とヒルはワドルについて述べた。「獣になれず、やるべきことをできず、ルートを走れず、ラインバッカーをなぎ倒せずに、いつまでも要領を得ない連中が大勢いる。彼はデビューした頃の俺とそっくりだ。競争を望み、ゲームを愛し、ただただ向上を望む若者だ。そういう場所に入れることにワクワクしているし、それが俺をさらに良くしてくれる。いい燃料になるよ。“お、生きのいいのがいるじゃないか。俺と同じように競争を望んでる”って感じだ。そのチャレンジ、受けて立つぜ」
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