『HBO Sports（HBOスポーツ）』と『NFL Films（NFLフィルムズ）』がデトロイト・ライオンズをパートナーとして『National Football League with Hard Knocks: Training Camp with the Detroit Lions（ナショナルフットボールリーグ・ウィズ・ハードノックス：トレーニングキャンプ・ウィズ・ザ・デトロイト・ライオンズ）』を制作する。5つのエピソードから成るシーズンは現地8月9日（火）東部時間10時から11時の時間帯でデビューし、9月6日（火）にシーズンフィナーレを迎える予定だ。スポーツ界をベースとした初めてのリアリティシリーズであり、最も迅速に公開されるテレビ番組の一つであるこのプログラムは、『HBO』で披露され、『HBO Max』でストリーム配信される。

『Hard Knocks: Training Camp with the Detroit Lions』はスポーツ・エミー賞を18度受賞したシリーズの第17シーズンにあたる。HBOは最初の16シーズンで82のエピソードと1回のアニバーサリースペシャルを放送してきた。

デトロイト・ライオンズのチーム社長兼CEOであるロッド・ウッドは「われわれはデトロイトの街とライオンズ内でわれわれが築いている素晴らしいカルチャーをお見せするこの機会に胸を躍らせている」と述べた。

「HBOスポーツとNFLフィルムズはこれ以上ないくらい素晴らしく、彼らは世界のフットボールファンとわれわれのストーリーを共有する上で最高のパートナーになるとわれわれには分かっている」

カメラクルーが今後数カ月にわたってライオンズのトレーニングキャンプ地であるミシガン州アレンパークに向かい、撮影を開始する。8月に向けて動きが活発になっていく中、このドキュメンタリーは選手やコーチたちの日常生活やルーティンに焦点をあてる。2年目を迎えるヘッドコーチ（HC）ダン・キャンベルや若き新星たち、実力を証明済みのベテラン選手やフリーエージェントで加わったメンバーに加え、高く評価されるルーキーたちの姿が、トレーニングキャンプやプレシーズンを通じてこのドキュメンタリーに収められるだろう。ナレーターを務めるのはこれまで15シーズンでこの番組に声を吹き込んできたリーヴ・シュレイバーだ。

「ハードノックスがNFLのトレーニングキャンプに密着してから第3十年紀に入り、ライオンズのように歴史あるフランチャイズを取りあげる機会に興奮するとともに感謝している」とNFLフィルムズの副社長兼上級コーディネーティングプロデューサーのケン・ロジャースは述べた。

「この街と文化、デトロイトのコーチングスタッフのすべてが持っているエキサイティングなエネルギーが、この番組を今夏に見逃せないものにするだろう」

ハードノックスが取り上げた直近の13チームのうち、11チームがレギュラーシーズンの勝敗を維持するか、改善している。クリーブランド・ブラウンズはHBOの取材を受ける中で組織改編に着手し、未勝利だった2017年シーズンから7勝8敗1分まで立て直した。2019年シーズンにはレイダースが前年の4勝12敗から7勝9敗に改善。同時に取材を受けたロサンゼルスを拠点とするラムズとチャージャーズは、2020年に前年よりも2つ以上多い白星を挙げた。昨シーズンはダラス・カウボーイズが地区優勝を果たし、6勝10敗から12勝5敗への変貌を遂げている。

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