全体2位指名権のトレードバックについて「数チーム」と話したライオンズのホームズGM
2022年03月30日(水) 23:40来月のNFLドラフトで全体2位の指名権を持っているデトロイト・ライオンズは、ビジネスにオープンな考えだ。
ライオンズのジェネラルマネジャー(GM)ブラッド・ホームズは今週、トレードダウンを検討する考えがあると繰り返し、これについて複数のチームと話したと述べている。
「いくつかのチームと対話の機会を持った」とチーム公式サイトでホームズは述べた。「数が多かったとはいわないが、いくつかのチームと話をした」
大がかりな再建の初期段階にあるライオンズがそれを考えるというのは理解できる。だが、指名順位を上げるために未来の資本を断念するパートナーを見つけるというのは別の話だ。
確実なトップ5クオーターバック(QB)候補生のいないドラフトで、ライオンズのようなチームがトレードバックによって多くの見返りを得るのは困難だろう。ジャクソンビル・ジャガーズはオフェンシブタックル(OT)を見送って全体1位でエッジラッシャーを取るのではないかと考えられており、ライオンズもOTには不足していないことから、ブラインドサイドの優秀なプロテクターを探しているチームが上位に飛びつくとは考えいにくい。
それでもホームズは他のチームから希望があれば、ドラフト前にトレードのトリガーを引く用意があると述べている。デトロイトで陣頭に立って2回目のドラフトに臨むホームズは、現地4月28日(木)のドラフトが近づくにつれ、話が活発になると考えている。
「次第にヒートアップするだろう」と彼は述べた。「昨年の全体7位でもそうだったのだから、われわれが今年持っている順位ならなおさらだ。今以上の対話が開かれると予想しているよ」
トレードが実現しなかった場合は、ホノルル・ブルーを身にまとってもらう数人の候補生たちをすでに選定済みだとホームズは言う。
「もしも今日、希望を書いて出さなければならないとしたら、複数のポジションの複数の選手を決めてある。それを出して、夜はゆっくり眠れるだろう」と彼は述べた。「これは建物内の全員、人事部門の証しだ。われわれのスカウト、プロセスはそれぐらい進んだところにいる」
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