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C.J.ビーサードの弟を殺害したテネシー州の男に有罪判決

2022年04月01日(金) 15:31


NFLロゴ【Aaron M. Sprecher via AP】

2019年にナッシュビルにあるバーの外でジャクソンビル・ジャガーズのクオーターバック(QB)C.J.ビーサードの弟を含む大学生2人が刺されて死亡した事件で、テネシー州の男が現地3月31日(木)に有罪判決を受けた。

『The Tennessean(ザ・テネシアン)』によると、マイケル・モズレー被告は2人を殺害したことによる第一級殺人と、別の男性を刺して片目を失明させたことによる第一級殺人未遂、また別の男性に対して暴行に及んだ罪で有罪判決を受けたという。

当時、大学生だった22歳のクレイトン・ビーサードさんと21歳のポール・トラペニ三世さんは2019年12月21日に“The Dogwood(ザ・ドッグウッド)”というバーで殺害された。

地方検事代理のエミー・ハンターと地方検事補のジャン・ノーマンは、モズレー被告がグループにいた仲間の1人の発言をエスカレートさせて殴り合いになり、モズレー被告だけがナイフを取り出したと明かしている。

被告側弁護士のケン・クイレンはモズレー被告が正当防衛のために行動したと主張していた。

クレイトンさんは、当時はサンフランシスコ・49ersに所属していたNFL歴5年目のC.J.ビーサードと、ミュージシャンのタッカー・ビーサードの弟であり、カントリーミュージックの作詞家ケイシー・ビーサードの息子で、NFLの殿堂入りを果たしたボビー・ビーサードの孫だった。

トラペニ三世さんはメンフィスにあるローズ大学に通う学生だった。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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