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元1巡目指名のLBデービスの再合流を喜ぶライオンズGMホームズ

2022年04月03日(日) 15:04


ジャラド・デービス【AP Photo/Adam Hunger】

かつてデトロイト・ライオンズからドラフト1巡目指名を受けたラインバッカー(LB)ジャラド・デービスがデトロイトで2度目のチャンスを得ようとしている。

ライオンズのジェネラルマネジャー(GM)ブラッド・ホームズは誰もが2度目のチャンスを得るに値すると考えており、その考え方こそが、ライオンズが2017年ドラフト全体21位で指名したデービスを呼び戻すきっかけとなった。

ホームズGMは今週、リーグの年次総会の場で「誰にでも2度目のチャンスが与えられるべきだと思う。映像でいくつか確認して、彼はここにふさわしいと思うようになった」と語っている。

2017年から2020年まで4シーズンにわたってライオンズに在籍し、45試合に先発出場したフロリダ大学出身のデービス。2018年にはポテンシャルを発揮してタックル100回、サック6回を記録したものの、それ以外の多くの場面では期待を裏切る形となっていた。

そして、2021年シーズンを迎えるにあたり、ニューヨーク・ジェッツと1年550万ドル(約6億7,379万円)の契約を結んでライオンズを去っている。

ホームズGMはデービスを引きとめようとしてとった昨年の動きについて「彼を呼び戻す余裕がなかったのだ。そうしたかったのだが。高額すぎて手が出せなかった」と振り返った。

デービスは昨シーズンにジェッツの戦列から何度も離脱を余儀なくされている。足首のケガに悩まされて9試合しか出場できず、先発出場は5回でタックル25回を記録してシーズンを終えた。

現在はゴッサムからモータウンに戻ってきており、ホームズGMとヘッドコーチ(HC)ダン・キャンベルから歓迎されている。

ホームズGMは「率直な議論を重ね、われわれのやっていることをとても気に入ってくれたようだ。彼はホームに帰ってきたみたいだと言っていた」と明かした。

ライオンズがドラフト1巡目でデービスを指名したとき、ホームズGMとキャンベルHCは組織の一員ではなかった。しかし、前体制のメンバーが最初に見出したポテンシャルをデービスがすべて発揮することを期待しつつ、率先して彼に2回目のチャンスを与えようとしている。

【RA】