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49ersで引退してフロントオフィスに加わる意向を表明したRBゴア

2022年04月04日(月) 10:15


フランク・ゴア【AP Photo/Phelan M. Ebenhack】

リーグ歴代3位のリーディングラッシャーがもうじきスパイクを脱ぐ。

今週、『TheSFNiners.com』の取材に応じたランニングバック(RB)のフランク・ゴアが、自分をドラフト指名したチームであるサンフランシスコ・49ersと1日契約を結び、NFLを引退するつもりだと表明した。実際に引退するのは時間の問題だろう。

ゴアは「いつ1日契約にサインして引退するか、まだ考えているところだ。(オーナーの)ジェド・ヨークには、ずっとナイナー(49ersの一員)でいたいと伝えた。だから今、そのために動いている」と明かした。

ゴアは2020年シーズンにキャリアで5チーム目にあたるニューヨーク・ジェッツでタッチ203回、742スクリメージヤード、タッチダウン2回を記録してから、NFLでプレーしていない。2005年ドラフト3巡目で指名されたゴアは、最初の10年間を49ersで過ごしており、そのうち8シーズンで1,000ヤード以上のラッシングを記録し、プロボウルには5回選出されている。現在38歳のゴアは、その後にインディアナポリス・コルツ、マイアミ・ドルフィンズ、バッファロー・ビルズ、ジェッツでプレーしてきた。

最近、ゴアは新たにボクシングに挑戦している。12月に行われた元NBA選手のデロン・ウィリアムスとのエキシビションマッチに臨むためにトレーニングを重ね、試合に出場した。この試合にはスプリット判定で敗れている。

ゴアはこの試合に臨むまでに『NFL Network(NFLネットワーク)』のキャメロン・ウォルフに対し、スーパーボウルへの再挑戦は歓迎するし、49ersとはその可能性があると語っていたが、同時に「今の生活に満足している」とも話していた。

本当に再びフィールドに戻ることなく今オフシーズンに引退した場合、ゴアは16,000ラッシングヤードという、エミット・スミス(18,355ヤード)とウォルター・ペイトン(16,726ヤード)に続くNFL史上3番目の記録を保持することになる。復帰を決意すれば、ペイトンの通算記録には手が届きそうだが、今は自分の才能を発揮することよりも、才能を評価することに興味があると示唆した。

ゴアは「才能に注目するのも、それを評価するのも大好きだし、ボールも大好きなんだ」と強調し、49ersのフロントオフィスで働きたいという意向をほのめかしている。「彼らは俺がフットボール選手を理解していることや、フットボール選手になるには何が必要なのかを知っていることを分かってくれている」

「本当に恵まれている!!」

【RA】