キアヌ・ニールがバッカニアーズと契約、再びSとしてプレー
2022年04月07日(木) 09:27キアヌ・ニールが再びセーフティ(S)としてプレーする。そして、ニールはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区に戻ってくる。
タンパベイ・バッカニアーズがニールと契約すると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地6日(水)に伝えた。チームも契約について後に発表しており、合わせてクオーターバック(QB)ブレイン・ギャバートと再契約したことも明らかにしている。
かつてジャクソンビル・ジャガーズからドラフト1巡目で指名を受けたギャバートは2019年からバッカニアーズに所属しており、トム・ブレイディやカイル・トラスクのいるQBルームに再び合流する。
一方、アトランタ・ファルコンズで5シーズンにわたってセーフティをプレーしていたニールは、昨年はダラス・カウボーイズの守備コーディネーター(DC)ダン・クインのスキームの下、ラインバッカーをプレーしていた。
アトランタ時代のヘッドコーチ(HC)でもあったクインの元を離れたニールは、バッカニアーズに加入すべくNFC南地区に戻ってくる。
昨シーズンはケガに苦しめられたバッカニアーズ守備陣のバックフィールドだが、今は選手の層が厚くなっている。ニールは最近契約したローガン・ライアンに加え、アントワーヌ・ウィンフィールドJr.がいるセーフティ陣の一員となり、コーナーバックにはジャメル・ディーン、カールトン・デービス、ショーン・マーフィー・バンティングがいる、
26歳のニールは2016年にファルコンズからドラフト1巡目で指名され、すぐに先発ラインアップに加わった。2年連続でタックル100回越えを達成したニールは、2017年にプロボウルに選出。そこから2シーズンは負傷の影響でわずか4試合の出場にとどまり、2020年がアトランタでのラストシーズンとなった。
2021年にクインDCのいるダラスに移ったニールは、ラインバッカーとして先発5試合を含む14試合に出場してタックル72回をマーク。しかし、完ぺきなフィットとはならず、『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』の総合グレードでは35.9という低評価だった。
そして今、ニールはよく知るチームでセーフティのポジションに戻る。
バッカニアーズはトップクラスの守備陣に、また一人のベテランを追加した。
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