フリーエージェントのSマシューがイーグルスとバーチャルな面談
2022年04月08日(金) 09:23依然としてフリーエージェント(FA)のままであるセーフティ(S)タイラン・マシューに新たな候補地が浮上した。
これには少し驚かされるかもしれないが、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、マシューがフィラデルフィア・イーグルスとバーチャルな形で面会したという。マシューは今週、すでにニューオーリンズ・セインツを訪問していたため、同じ週に2つのチームとコミュニケーションをとる形となった。
イーグルスはこれまでかなりの間、マシューと連絡を取り合ってきたとNFLネットワークのマイク・ガラフォロは伝えているが、イーグルスにはすぐに取引を成立させられるような余裕がない――『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によれば、イーグルスのキャップスペースは1,560万ドル(約19億3,666万円)とのこと。イーグルスは適正価格でのマシューの獲得に興味を示しているはずだとガラフォロはつけ加えている。
今オフシーズン、多くのチームと論理的にフィットするとしてマシューの名前が浮上してきたが、いまだに契約締結には至っていない。マシューの才能は確実に求められており、ワイドレシーバー(WR)タイリーク・ヒルを手放したカンザスシティ・チーフスはマシューを呼び戻すのに十分なキャップスペース――オーバー・ザ・キャップによると、およそ1,800万ドル(約22億3,465万円)――を確保している状態だ。
マシューは来月に30歳になるが、多才さ、プレーメイキング能力、そしてほとんどのディフェンスが論理的に必要としているプロボウルレベルの生産性をチームにもたらすだろう。今回の契約はキャリアで最も大型の契約になる可能性があり、マシューは選択肢を吟味しているところだ。
【RA】