WRブランディン・クックスがテキサンズと2年の契約延長に合意
2022年04月08日(金) 10:34トレードがうわさされてきたものの、ワイドレシーバー(WR)ブランディン・クックスがどこか別の場所に行くことはない。
ヒューストン・テキサンズがクックスと2024年シーズン末までの2年の延長契約の条項に同意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地7日(木)に伝えた。契約最終年を迎えていたクックスは、2023年から2024年にシーズンあたり2,000万ドル(約24億7,770万円)弱を受け取ることになるとラポポートは報じている。
2014年にニューオーリンズ・セインツからドラフト全体20位で指名を受けたクックスは、セインツ、ニューイングランド・ペイトリオッツ、ロサンゼルス・ラムズ、テキサンズでプレーしてきた。これらのキャリアを通じて3度トレードされているが、少なくとも今のところはその回数が4になることはない。
28歳のクックスは有名選手であり、才能ある選手に乏しいヒューストンのロースターにおいてベストプレーヤーの一人であることは間違いない
クックスはテキサンズでの2年目だった2021年にキャリアハイのキャッチ90回を記録したほか、1,037ヤード、タッチダウン6回をマーク。まぎれもないテキサンズの主力選手であり、キャッチ90回は2番手の選手より57回も多い。タッチダウンキャッチの回数は他のテキサンズの選手たちの2倍以上であり、レシービングヤードは591ヤード上回っている。
テキサンズが今後のクオーターバック(QB)としてデイビス・ミルズを想定している様子である中、クックスは2年目を迎えるQBとすでに相互関係を築いており、攻撃陣の構築を馴染みのあるベテランとして支えることができる。
8年のNFLキャリアを通じてチームを移り変わってきた一方、クックスはどこでも傑出した活躍を見せ、1,000ヤード越えのシーズンをこれまでプレーしてきたすべてのチームで少なくとも1回、計6回達成している。
クックスのトレードに興味を示したチームは多かった。しかし、才能あるワイドアウトはヒューストン滞在期間を延長している。
【A】