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ブラウンズLBオウスコラモーアの兄が遺体で発見される

2022年04月08日(金) 13:44


クリーブランド・ブラウンズのジェレマイア・オウスコラモーア【AP Photo/Matt Durisko】

兄の死の報せを受け、クリーブランド・ブラウンズのラインバッカー(LB)ジェレマイア・オウスコラモーアがアフリカから戻ってきた。

ウィリアム・アンド・メアリー大学でラインバッカーをプレーしていたジョシュア・エマニュエル・オウスコラモーアが、アメリカ・バージニア州ハンプトンの火事になった住居の中で亡くなっているのが現地5日(火)に発見された。23歳だったジョシュアの死について、警察は殺人の可能性を想定して捜査している。

ハンプトン警察の声明によると、ハンプトン消防署の消防官と職員が住居の中でジョシュアの遺体ならびに屋内で発生した火事の証拠を発見したという。

ジョシュアの高校時代のチームメイトだったドリュー・バーカーさんは、シングルマザーに育てられて共にスポーツに取り組んできたオウスコラモーア兄弟について、2人は非常に親しいと話している。

「あの2人以上に親しい人を知らない」とバーカーさんは『The Associated Press(AP通信)』に語った。

「ジョシュが(ブラウンズの試合に)いないなら、彼はテレビでそれを見ていたり、試合前に祈り、試合後に彼とそのゲームについて語り合ったりしていた」

兄弟はスポーツに没頭して育ち、競いながらも互いを支えてきた。

バーカーさんは「子供の頃、ジョシュを見かけたら、360度見渡せばどこかにジェレマイアがいた。彼らはいつも一緒だった」と振り返り、次のように続けている。

「2人が一緒じゃないなんてことは絶対になかった。いつも、あらゆるスポーツを一緒にプレーしていた。バスケットボールならコート上のダイナミックなデュオという感じ。フットボールをやれば、一人がどちらかのサイドにいて、もう一人が反対側にいた」

「一緒にいるという意味では文字通り親しい間柄で、お互いに背中を預けていた。彼らは親友でもあった」

2016年から2018年にカレッジフットボールをプレーしていたジョシュア・オウスコラモーアのことを、当時のコーチが記憶している。

ウィリアム&メアリー大学のマイク・ロンドンコーチは「ジョシュアは素晴らしい家族の元から来た、ずば抜けた青年だった。彼は信念の人であり、他の人を助けることに身を捧げていた。そして、われわれのフットボールプログラムに在籍している間は常にポジティブな力だった。彼が悲劇的な死を遂げたことは、ウィリアム&メアリー大学とハンプトンのコミュニティの多くの人々の心に触れるだろう」と話した。

昨年のドラフト2巡目でクリーブランド・ブラウンズから指名を受けたジェレマイア・オウスコラモーアは、青少年のためのフットボールキャンプの開催に助力すべく、ガーナに飛んでいた。かつてノートルダム大学で活躍していた22歳のジェレマイアは、ガーナにルーツを持つ。

ジェレマイアはこのオフシーズンの一部をノースイースト・オハイオで過ごした。3月23日にはグレーター・クリーブランド・スポーツ賞の式典にチームメイトのグレッグ・ニューサム二世と共に出席している。

ジェレマイア・オウスコラモーアは強力なルーキーシーズンを通じてクリーブランド・ブラウンズの核となる選手の一人に成長した。ジェレマイアは先発10試合を含む14試合でプレーしている。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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