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新チームメイトのWRヒルと競い合う準備はできているとドルフィンズWRワドル

2022年04月13日(水) 11:26


マイアミ・ドルフィンズのジェイレン・ワドル【AP Photo/Doug Murray】

スピードを誇るレシーバーとして知られるワイドレシーバー(WR)のタイリーク・ヒルはマイアミ・ドルフィンズの入団会見で、新しくチームメイトとなったWRジェイレン・ワドルに対して、自分と競い合うよう挑戦状を叩きつけた。

ワドルはそれを予想していたようだ。

『South Florida Sun Sentinel(サウス・フロリダ・サン・センティネル)』が報じたところによれば、ポッドキャストの『I Am Athlete(アイ・アム・アスリート)』に出演したワドルは「こうなることは分かっていた」と述べたという。

「(トレードの)翌日には“彼は競ってくるに違いない。早くこの足を使わせてくれ”って俺は言っていた。競争が待ち受けていることは分かっていた」

最終的にどちらが勝つかにかかわらず、ワドルはNFL屈指のレシーバーの一人であるヒルから学びたいと考えている。

「俺の体格を考えると、同じようなサイズとは言えないけど、似たタイプの選手だとは思っている」とワドルは話した。「彼は7年目になる。多くの成功を収めてきた。彼が教えてくれるなら、俺は彼から学べることがたくさんあると思っている。すべてのゲームを吸収するつもりだ」

2021年に104回のキャッチを記録したワドルは、ルーキーによる最多記録を更新してキャリアのスタートを切った。巧みな動きを得意とするワドルは2年目に、短い距離しか稼げなかった1年目よりも爆発力を身につけ、ヤードアフターキャッチ(YAC)を増やしたいと考えている。

「(ヤードアフターキャッチを)稼がないといけない。フィールドに出たらとにかくYACを意識するんだ。自分にできる自信はあるから、結果を残す必要がある。それについてとやかく言うつもりはない。試合で証明するまでさ」

『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によれば、ワドルは昨年に合計475ヤードアフターキャッチを記録して全レシーバーの中で10位につけているが、4.5ヤードを記録した1レシーブ当たりの平均YACでは24位だった。一方のヒルは2021年に453ヤードアフターキャッチと平均4.1YACを記録。両選手がこれからプレーするオフェンスを指揮するのはヘッドコーチ(HC)のマイク・マクダニエルで、彼のもとでWRディーボ・サミュエルはリーグ最多となる802ヤードアフターキャッチ、1レシーブ平均10.4YACをマークしている。

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