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フリーエージェントのCBスティーブン・ギルモアがコルツを訪問

2022年04月14日(木) 09:43


カロライナ・パンサーズのスティーブン・ギルモア(中央)【Kevin Sabitus via AP】

フリーエージェンシーの最初の波が来て去っていった今も、スティーブン・ギルモアには特定の所属先がない。

もしかしたらインディアナポリス・コルツにフィットするかもしれない。リーグのトランザクションワイヤによれば、ギルモアが現地13日(水)にコルツを訪問している。

ギルモアがインターセプト6回を記録して年間最優秀守備選手賞に輝いたのは2019年のことだった。ニューイングランド・ペイトリオッツによってトレードされたギルモアは、2021年にカロライナ・パンサーズに移籍している。2020年シーズンを大腿四頭筋の負傷で終えたギルモアは、PUP(故障者)リスト上で2021年をスタート。10月初旬にニューイングランドからカロライナに送られた。

パンサーズで8試合に出場したギルモアは、インターセプト2回、パスディフェンス2回を記録している。

32歳のシーズンを迎えるギルモアは、もうエリートとは見られていないだろう。オールプロに2度選出されたギルモアは、かつてペイトリオッツではエリートコーナーバックだった。それでもまだチームに価値をもたらす存在であり、ラスベガス・レイダースとのトレードでヤニック・エンガーコエを獲得し、ロック・ヤシンを送り出したコルツは、そのセカンダリーでベテランのギルモアを活用することができる。

コルツのこのポジションでは、何人かの選手が成績を立て直してきた。現在のロースターで最もそれが顕著だったのは、2021年のプロボウルに選出されたケニー・ムーアだ。コルツはベテランが再び成功を見いだせる場所であることを証明し、不振のうちにミネソタ・バイキングスを離れたゼイビア・ローズはコルツでの2シーズンで再び効果的なコーナーとして活躍している。

今回の訪問がうまく進めば、ギルモアはインディアナポリスでローズが通った道をたどることができるだろう。ギルモアが契約を急いでいないのは確かだが、もしタイトルコンテンダーに加わることを目指しているのであれば、コルツはちょうどよいはずだ。

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