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WRグリーンがカーディナルスとの1年契約に合意

2022年04月15日(金) 11:08


アリゾナ・カーディナルスのA.J.グリーン【AP Photo/Mark J. Terrill】

ワイドレシーバー(WR)A.J.グリーンは砂漠地帯にもう1シーズンとどまる。

33歳のレシーバーがアリゾナ・カーディナルスに残るための1年契約に合意したと、チームが発表している。

グリーンの契約は両者にとって重要になる。フリーエージェンシーでクリスチャン・カーク
を失ったカーディナルスには、信頼できるレシーバーを維持する必要があった。グリーンは昨シーズンの経験からアリゾナの攻撃陣にすでに馴染んでいる。

グリーンのパフォーマンスはアリゾナでの最初のシーズンにやや回復し、キャッチ54回、848ヤード、タッチダウン3回を16試合(先発9回)で記録している。7度のプロボウラーであるグリーンは2021年にディアンドレ・ホプキンスがいるカーディナルスWR陣に加わった。ホプキンスがハムストリングと膝の負傷によって出場不能になった際に、チームにとってのグリーンの重要性が高まっている。チームの期待にしっかり応えたグリーンは、2017年以来のベストシーズンを送った。

そのグリーンが再びホプキンスと合流する。他にロンデール・ムーアやアントワン・ウェスリーのいるレシーバー陣には、さらにドラフトで新人が追加される可能性もある。その一方、誰が彼らにパスを投げるかについてはやや不透明な状況だ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが状況を知る人物の話を元に報じたところによれば、クオーターバック(QB)カイラー・マレーは新契約を締結するまでプレーしない見込みだという。

アリゾナにとって幸運なことに、グリーンはすでに契約に合意した。グリーンが実際にペンを走らせる限り、カーディナルスはトップ2レシーバーを維持した状態で2022年を迎えることができる。そうすることにより、フォーカスをマレーに向けるとともに、今月後半に実施されるドラフトの候補者の評価にも集中することが可能だ。

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