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RBマキシックの再加入に喜ぶコマンダースRBギブソン、「俺たちは強力なコンボ」

2022年04月15日(金) 11:15


ワシントン・フットボール・チームのアントニオ・ギブソン【AP Photo/Nick Wass】

ワシントン・コマンダースはパスキャッチに優れたランニングバック(RB)J.D.マキシックに、バッファロー・ビルズとの契約に合意せずにチームに戻ってくるよう説得した。この動きによって、RBアントニオ・ギブソンとマキシックはあと2シーズン以上、一緒に戦えることになっている。

ギブソンは『Pro Football Network(プロフットボール・ネットワーク)』のアーロン・ウィルソンに「俺たちは強力なコンボだ。パスキャッチに関しては、第3ダウンで彼に頼ることが多い。俺にもその能力はある。スキームと、俺をどう使いたいかというところからそうなっている。彼と一緒に仕事をするのは楽しい。J.D.がチームに戻ってきたのはうれしかった。彼から学ぶ時間が増える。彼から学ぶのが好きだ。ずっと助けてもらってきた」と話している。

昨年、リードバックの役割を果たしたギブソンはキャリー258回で1,037ヤード、タッチダウン7回をマークしつつ、キャッチ42回で294ヤード、タッチダウン3回を記録した。一方、主にパスキャッチ要員として起用されていたマキシックは、11試合に出場してキャッチ43回で397ヤード、タッチダウン2回を稼ぎながら、キャリー48回で212ヤード、さらにタッチダウン2回を決めている。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、26%というマキシックのターゲット率は2021年に200以上のルートを走ったランニングバックの中で4番目に多い数字だったという。

カレッジ時代にワイドレシーバー(WR)だったギブソンは、ランナーとしてもレシーバーとしても、あらゆる場面で活躍できる能力を備えている。

「それが自分のゲームの一部だと感じている」と語ったギブソンは「俺は万能だ。テクニックを完ぺきにして、レシーバーとしてのやり方を取り戻すだけだ。ランニングバックもできるようになっている。いつでも向上できると思う。自分が何をするべきか分かった上で取り組み始めているし、これからもそうしていく」と続けた。

昨季にインディアナポリス・コルツで苦戦していたカーソン・ウェンツが新たなクオーターバック(QB)としてチームに加わったことを受けて、コマンダースはギブソンとマキシックがランナーとレシーバーの両方の役割を担ってくれることに頼りつつ、最初の一歩を踏み出そうとしている。

【RA】