24歳のクオーターバック（QB）ドウェイン・ハスキンズが南フロリダの高速道路を歩行中に事故に巻き込まれて命を落としてから2週間弱が経った現地22日（金）、元チームメイトやコーチが追悼式でハスキンズに別れを告げた。

ピッツバーグ・スティーラーズのヘッドコーチ（HC）マイク・トムリンをはじめとし、オハイオ州立大学の元HCアーバン・マイヤーや現HCライアン・デイら数百名が、スティーラーズの本拠地であるハインツ・フィールドからそう遠くないアレゲニー・アライアンス教会で90分間の追悼式に出席した。

マスコミ関係者の立ち入りが禁止された会では、トムリンHCやハスキンズの妻カラブリヤ、元NFLチームメイトのスティーブン・シムズ、ハスキンズの代理人を務めていたセドリック・サンダース、長年の友人であるモハメド・ジャビーとマイケル・トレイラー・ベネットがスピーチを行った。参列者には教会の正面を出た後に黄色いバラが手渡され、ハスキンズへの賛辞として3羽のハトが放たれている。

元オハイオ州立大学のスター選手で、2019年ドラフト1巡目指名を受けてワシントン・レッドスキンズ（現ワシントン・コマンダース）に入団したハスキンズの人生をたたえる会は、3回執り行われることになっており、今回はその1回目だった。ワシントンから放出された後、2021年1月にスティーラーズに入団したハスキンズは今年3月に再びスティーラーズと1年契約を結んでいた。

ハスキンズが生まれた場所に近いニュージャージー州ロッカウェイ・タウンシップでは、土曜日に追悼式が行われる。また、日曜日にはハスキンズがオハイオ州立大学と契約する前にプレーしていたメリーランド州ポトマックにあるブリススクールでも追悼式が挙行される予定だ。

【RA】