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ACL断裂のDEヤングは積極的にリハビリに取り組んでいるとワシントンHCリベラ

2022年04月26日(火) 11:39


チェイス・ヤング【AP Photo/Terrance Williams】

2020年NFLドラフトの全体2位で指名されたディフェンシブエンド(DE)チェイス・ヤングは、すぐさまワシントンにそれだけの価値をもたらした。ヤングはその年のAP通信NFLディフェンス部門年間最優秀新人賞に選ばれている。

ヤングのNFLでの2年目はそれほどうまくいかなかった。ACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したヤングは、昨シーズンを9試合で終えることになった。

これまでのところ、3シーズン目に向けた状態は良いように見える。ワシントン・コマンダースのヘッドコーチ(HC)であるロン・リベラはヤングの回復具合が良好だとしつつも、特定のタイムテーブルを提示することはなかった。

チームの記録によれば、リベラHCは現地25日(月)に行われたワシントンのドラフト前記者会見で「彼は本当にうまくやっている」と述べたという。

「彼は今日もまたここに来ているし、それは素晴らしい光景だ。彼と少し話す機会があり、彼は張り切っていた。とても集中していて、リハビリに積極的に取り組んでいる」

ルーキーイヤーにサック7.5回を記録したヤングは、昨シーズンの第9週に行われたタンパベイ・バッカニアーズ戦でACLを断裂するまで、前年に比べてややスローペースになっていた。

リベラHCはヤングがこれまでのオフシーズンに見せているものに満足している。ヤングのフィールド復帰の目標時期については、リベラHCは詳しくは語らなかった。

「われわれは誰のケガに関しても、タイムリミットを設けるつもりはない。われわれに言えるのは、彼はまさに自分に必要とされていることをやっているということだけだ」とリベラHCは言う。

コマンダースには明らかにニーズ――特に、ワイドレシーバー(WR)とディフェンシブバック(DB)――があり、間もなく2022年NFLドラフトを迎えようとしている。しかし、最も大きなニーズの一つは、2020年の1巡目指名選手が新たなシーズンに向けて健康状態を取り戻すことだ。

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