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全体6位指名権のトレードを“3から4つ”のチームと話したとパンサーズGMフィッタラー

2022年04月27日(水) 18:30


カロライナ・パンサーズ【NFL】

カロライナ・パンサーズは2022年NFLドラフトの中心地点に座っている。

現在、全体6位指名権を持っているジェネラルマネジャー(GM)のスコット・フィッタラーは現地28日(木)の夜に複数の選択肢の中から処置を決定する。

まず初めに、フィッタラーはしっかりと座って、トップオフェンシブタックル(OT)の1人を獲得し、最も必要性のあるポジションを埋めることを考えている。次に、彼は思い切ってクオーターバック(QB)を狙うこともできるだろう。その場合はキャム・ニュートンと別れて以来パンサーズを苦しめていた問題を解決するために、チームとして最新の挑戦をすることになる。あるいは、パンサーズの全体6位の次の指名権が全体137位(4巡目)までないことを考えると、フィッタラーはトレードダウンし、より多くの指名権を獲得するという選択をすることもできる。

特にQBのポジションでスター性に欠けているドラフトでは、飛躍を望むトレード相手を見つけることは難しいかもしれないが、フィッタラーは、複数のチームと会話していると現地26日(火)に述べた。

「トレードについて本気で考えているチームは一握りで、3、4チームといったところだろう。われわれはすべての選択肢をオープンにしているだけだ。そのうちいくつかは間違いなく検討することになる。でも、もし6位指名にいい選手がいたら、そこに残って選手を選ぶつもりだ。2巡目または3巡目の指名を持たないわれわれはすべての選択肢を開いておくつもりだ」

パンサーズには、2つの主要な穴がある。クオーターバックと左タックル(LT)だ。これらは、競合することを望むすべてのチームにとって重要な問題だ。

今回のドラフトは確実な才能あるQBを欠いているが、フィッタラーはドラフトがどう進行するかを受けて、その動きが理にかなっていた場合、思い悩むことはないと主張した。

「われわれが全体6位指名で1人を選択しなければならなかった場合、私はその選択肢に満足するだろう。実際には数人の選択肢だが」と彼は言った。

正確にはその位置でクオーターバックを選択するという信任投票ではないが、フィッタラーはそれが問題を解決するまで資産を投じ続ける必要があるポジションであると知っている。現在、サム・ダーノルドが先発として考えられており、ロースターにいる他のQBはP.J.ウォーカーのみである。ドラフトなのか、またはベテランを獲得するのかどうか(ベイカー・メイフィールドのうわさが続いている)、フィッタラーは新たなクオーターバックをどこかのポイントで追加する予定だ。

フィッタラーは「われわれは、クオーターバックのポジションを安定させたい。そのためには一貫した行動が必要だ。私は昨日サムと座って、すべてについて話をした。われわれは彼もサポートしなければならない。オフェンシブラインも支えなければならない。ワイドレシーバー(WR)のD.J.ムーア、ランニングバック(RB)のクリスチャン・マカフリーと、才能ある選手に囲まれていて、サムがすべてのプレーを自分でしなければならないとは思わないような状況を維持していることは、いい仕事だと思う。しかし、われわれは彼を保護する必要がある。会話の中で、私は言った。“聞いてくれ。われわれはこの週末、このグループに選手を追加するつもりだ。このグループに追加できる可能性はかなり高い。オープンな競争だ”と。今は彼のポジションだが、このポジションを奪って走れる者がいれば、われわれはそうするつもりだ。新しい選手を獲得することを楽しみにしている」と話した。

クオーターバックを獲得することは、パンサーズの問題ではなかった。一貫してゲームに勝つことができるクオーターバックを獲得しなければいけないことこそが問題であった。

【AK】